便利ズームでも画質にこだわる。
シグマがつくると、高倍率ズームはこうなる。

FLDガラスを4枚採用、
光学性能を優先した16.6倍高倍率ズームレンズ

常にコンパクトネスと付加機能の充実が要求される高倍率ズームレンズにとって、多様なシーンに対応し、気軽で便利に使えることは重要です。しかしシグマはいつでも「画質は正義」と考えています。たとえ高倍率ズームでも画質に妥協しない。想定シーンを広くカバーし、眼の肥えた写真愛好家も十分納得できる光学性能を。仕様、性能、サイズ、すべての要素が高い次元でバランスする限界へ果敢にチャレンジ。新ラインで確立した「開発コンセプトにふさわしい最高水準の画質」を実感してみてください。

最新のテクノロジーで、高い光学性能とコンパクトネスを両立。幅広い撮影シーンに対応するハイパフォーマンスライン

シグマは、すべての交換レンズをContemporary、Art、Sportsの3つのプロダクトラインに集約。”Sigma Global Vision“としてリニュアルしています。Contemporaryラインは、「最新のテクノロジーを投入、高い光学性能とコンパクトネスの両立で幅広い撮影シーンに対応するハイパフォーマンスライン」です。高度な光学性能とユーティリティを維持しながら、小型・軽量をも実現するというきわめて困難な課題解決のため、最新のテクノロジーを惜しみなく投入。使い勝手の良さと高画質の両立を目指して製品化を行いました。

目の肥えたユーザーも納得の高い光学性能

蛍石と同等の性質を持つFLD※(“F” Low Dispersion)ガラス4枚と、SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)ガラス1枚を採用。特に望遠側で目立つ倍率色収差を綺麗に補正。クリアで色再現性の高い画質を実現しました。

※ FLDガラスとは、従来のガラスと比べて屈折率と分散性が極めて小さく、異常分散性が高いといった蛍石と同等の性能を持つ、透過性に優れた最高水準の超低分散ガラスです。この性質を利用して、従来のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差=二次スペクトルを徹底的に除去し、極めてシャープでコントラストの高い優れた描写を実現しています。

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レンズテクノロジーを凝縮し、高画質を実現

レンズのパワー配置を考慮し、あらゆる光学ガラスの中から、最適な硝材を選択。広角から望遠、マクロ域までズーム全域で高い描写性能を実現しています。特に広角側で目立つディストーションも良好に補正し、画面の中心から周辺まで高い描写力を発揮します。

レンズ構成

  • FLD ガラス
  • SLD ガラス
  • 非球面レンズ

フレア、ゴーストに配慮した設計

レンズ設計の初期段階からフレア、ゴースト対策を徹底し、逆光のような強い入射光に対しても影響を受けにくい設計を行っています。さらにスーパーマルチレイヤーコートを採用する事で、フレア、ゴーストの発生を軽減、逆光時の撮影においてもコントラストの高い描写を実現しています。

シグマのレンズテクノロジー

特殊低分散ガラス

光の波長によってガラスの屈折率が異なるため、色ごとに結像点がずれる現象を色収差といいます。望遠系のレンズで強く現れやすく、画質を悪化させる原因となっています。これらの色収差を取り除くため、色による屈折率の差が少ない凸レンズと色による屈折率の差が大きい凹レンズを組み合わせて、軸上色収差を抑えていましたが、それでもわずかな残存色収差=二次スペクトルが残ってしまいました。シグマは、従来方式のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差=二次スペクトルを徹底的に除去するために、二次スペクトルの補正能力の高い特殊低分散ガラスを多くのレンズ製品に導入し、高性能化を図っています。現在、シグマ独自の特殊低分散ガラスは、ELD(Extraordinary Low Dispersion)ガラス、SLD(Special Low Dispersion) ガラス、FLD(“F” Low Dispersion)ガラスの3種類があります。特にFLDガラスは、分散性が極めて小さく、異常分散性が高い「蛍石」と同等の性能を持つ、透過率に優れた超低分散ガラスです。これらのガラスを効果的に使用、適切なパワー配置により、残存色収差を極限まで補正し、優れた描写性能を実現しています。

円形絞り

7枚羽根の円形絞りを採用。開放付近の絞りを使用する場合でも円形の美しいボケを得ることができます。

最新のテクノロジーを全投入、
小型・高機能を両立させた高いパフォーマンス。

新設計の手ブレ補正OS機構採用、高い補正効果を発揮

コンパクトネスと付加機能の充実が要求される高倍率ズームレンズにおいては、あらゆるシーンに対応でき、気軽に便利に使える汎用性は大事な要素です。しかしながら、シグマはなお「画質は正義」と考えています。できるだけ荷物をコンパクトにしたい旅行、定点からの多様・自在な画角での撮影、急に望遠レンズが必要になるような場面…。たとえ高倍率ズームであっても、想定される撮影シーンを広範にカバーしつつ、目の肥えた写真愛好家も十分納得できる光学性能をぎりぎりまで追求したい。そう考えて仕様、性能、サイズ、すべての要素が高い次元で調和する一点を限界まで探索し、ようやくたどり着いたのがこのレンズです。

新設計の手ブレ補正OS機構採用、高い補正効果を発揮

機構設計やファームウェアのアルゴリズムを全面的に見直し、約3.5段分※の高い補正効果を発揮します。

※ CIPAガイドライン準拠。APS-Cサイズカメラ装着時、望遠側で測定

手ブレ補正ON
手ブレ補正OFF

新複合材「TSC(Thermally Stable Composite)」採用

カメラやレンズの機構設計では、主要構造部を、金属とポリカーボネートそれぞれの特性を生かして、最適にレイアウトする必要があります。本レンズでは、アルミニウムと同等の熱収縮率をもち、温度による収縮が特に少なく、硬度が秀れている新複合材「TSC(Thermally Stable Composite)」を業界で初めて採用。熱収縮率が少ないので金属部品との親和性が高く、精度の高い製品作りに貢献しています。

※「TSC(Thermally Stable Composite)」 アルミニウムと同等の熱収縮率を持つポリカーボネート。部品が変形しにくいため、高い精度でレンズ形成が可能。さらに、一般的に使用されているガラス含有率20%のポリカーボネートと比べ、約70%(当社比)の弾性率を持つ。またガラス含有率が30%のポリカーボネートと比べても、約25%(当社比)高い弾性率を持つ。

超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)搭載

16.6倍の高いズーム比において、軽快なオートフォーカスを実現するため、新開発の大型HSM(Hyper Sonic Motor)を採用。駆動パワーが大きく、静かで高速なAFを可能にしました。

高精度、堅牢な真鍮製バヨネット・マウント

高い精度と堅牢性を兼ね備えた真鍮製マウントを採用。長期使用に耐えうるよう、表面処理を施して強度を高め、高品質なレンズづくりを実現しました。

オリジナルレンズの光学性能を落とさないよう
専用設計されたクローズアップレンズを開発(別売)。

装着時は最大撮影倍率1:2を実現するとともに、
画角変化を利用してズームマクロ的な使用方法も可能に。

ズームリングを動かすことで、ズームマクロ的に使え、アクセサリーの撮影や料理、花の撮影などでレンズを交換することなく接写が可能

新開発、光学性能を損ねず使えるクローズアップレンズ(別売)に対応

レンズ単体の性能として、最短撮影距離は39cm、最大倍率は1:3。ワーキングディスタンスは約14cmというマクロレンズに近い性能を実現。さらに、描写性能を低下させることなく、被写体をより大きく撮影できる、クローズアップレンズAML72-01(別売)を開発しました。ズーム全域で安定した性能を発揮するだけでなく、専用クローズアップレンズとの組み合わせにより、1:2のマクロ撮影でも高い性能を発揮します。この専用クローズアップレンズを使用すると、最大撮影倍率時(300mm時、ピント無限遠)でレンズ単体の場合と比べても、MTFが殆ど変化しないという特徴があります。 ※フォーカスは無限遠、焦点距離は80-300mmでの使用となります。

「ズームマクロ」で本格的なマクロ撮影が可能に

ズームリングを動かすことで、ズームマクロ的に使え、アクセサリーの撮影や料理、花の撮影などでレンズを交換することなく接写が可能です。レンズ鏡筒に各焦点距離における最大撮影倍率を表示しているため、撮像素子上の被写体の大きさの目安が分かり大変便利です。また、近接時の撮影において印刷文字が写り込まないよう、製品名を目立たなくする配慮を行っています。

新ラインはすべてが「プレミアム」に

新開発、独自のMTF測定器「A1」で、
最高性能をすべての製品に。

優れたレンズには、よい設計、よい製造、よい検査の3条件が必要です。考え抜かれたコンセプトと、高度で精巧な日本の製造技術から生まれたレンズの最後の決め手となるのは、レンズの性能評価です。従来までは、一般的なイメージセンサーを使ったMTF測定器を用いてレンズの性能を測定してきましたが、今回新たに、4,600万画素Foveonダイレクトイメージセンサーを用いたMTF測定器「A1*」を独自開発。シグマ唯一の生産拠点である会津工場では、今後新しいプロダクト・ラインはすべて、この「A1」で全数検査を受けてから出荷していきます。これまで検出できなかった高周波成分の検査までも可能になり、すべての製品において「最高性能」が実現されます。MTF測定値は、2,000万画素を軽く超える、35mmフルサイズ・デジタル一眼レフカメラに対応できる高い数値です。

*A1:Aizu 1

4,600万画素Foveonダイレクトイメージセンサー

センサーサイズ23.5×15.7mmのフルカラーFoveon X3ダイレクトイメージセンサーは、有効画素数4,600万画素(4,800×3,200×3層)、記録画素数4,400万画素(4,704×3,136×3層)を実現。Foveon X3ダイレクトイメージセンサーは、RGB全色を3層で取り込むことができる画期的なフルカラーイメージセンサーで、原理的に偽色が発生しない為、ローパスフィルターを必要とせず、光と色の情報を余すことなく取り込むことができます。4,600万画素の高画素のフルカラー情報により、立体的で臨場感のある精緻な画像が得られます。

センサーについて

MTFチャート

波動光学的MTF
幾何光学的MTF
MTFチャートの見方はこちら

高精度・高品質、「Made in Japan」のものづくり

一部の加工を除いて、部品や金型までも日本国内で一貫生産しているシグマは、いまでは少なくなった、生粋の「日本製」を謳うことができるメーカーのひとつです。清廉な空気と水に恵まれた風土、粘り強く実直な人々の気質。そして最新のノウハウと、精巧で高度な技術の融合によって生み出される確かな品質。世界中の写真愛好家を満足させていた高度なものづくりを支えているのは、職人としての情熱と誇りに裏打ちされた、正真正銘のクラフツマンシップです。

自分仕様に「カスタマイズ」できるレンズ

新開発、専用ソフトウェアとUSB DOCKで
「カスタマイズ」を実現

新ラインから、レンズ・ファームウェアのアップデートや、合焦位置をカスタマイズできる専用ソフトウェア(SIGMA Optimization Pro)を開発。USB DOCKを介してパソコンと接続し、画面上での簡単な操作で、よりパーソナルな仕様調整が可能になります。

ダウンロードはこちら
専用ソフトウェア(SIGMA Optimization Pro)

新たに提供開始した
「マウント交換サービス」に対応(有償)

カメラボディを変更しても変わらずレンズを愛用いただける
新たな有償サービスにも対応

シグマは、多種多様な交換レンズをつくり続けてきたノウハウとリソースを活かして、新コンセプトラインのマウント部および内部システムの一部をご希望のマウントに仕様変更できる「マウント交換サービス」を開始致しました。これにより撮影者が、将来、新たなカメラボディをお求めになる場合にも、それに合わせてお気に入りのレンズを「お直し」することができ、現状のカメラシステムの制約を受けることなく長く愛用いいただけるようになります。

※「マウント交換サービス」(有償)は、通常の修理・サポートとは異なりますので、販売店などでの受付はできません。
※ 弊社窓口での一括対応になりますことをご了承ください。

「マウント交換サービス」に関する詳細はこちら