高性能、高品位。写真家のハードな要求に応えきる、
超望遠ズームレンズのハイエンドモデル

Sportsラインの開発コンセプトにふさわしい
最高レベルの光学性能を実現

本当に必要な本質機能を徹底追求、超望遠ズームの決定版

600mmという圧倒的な超望遠、周辺の倍率色収差をしっかり補正した高い光学性能、撮影と所有の喜びを加速させるビルドクオリティ…。とかくハードな撮影環境・条件に置かれがちな超望遠ズームレンズですが、どのようなタフな要求水準にも負けない「最高レベルの光学性能と運動性能」を実現するために、いま考えうる限りの必要機能を凝縮しました。機動性と堅牢性を兼ね備えながらも圧倒的な描写性能を発揮するSportsラインならではの高性能超望遠ズームレンズは、これ一本で撮影の対象やスタイル、撮影可能なシーンを拡げ、新たな表現欲を刺激してくれることでしょう。

贅沢な硝材採用で倍率色収差を徹底的に補正、
最高レベルの画質を追求

  • FLD ガラス
  • SLD ガラス

蛍石と同等の性能を誇るFLD※(“F” Low Dispersion)ガラス2枚と、SLD(Special Low Dispersion)ガラス3枚の採用により、色収差を極限まで補正。望遠端で目立ち、絞っても改善されることのない倍率色収差を、特殊低分散ガラスの使用をはじめとしたパワー配置の最適化により重点的に補正。ズーム全域で高い描写性能を実現しました。
※ FLDガラスとは、従来のガラスと比べて屈折率と分散性が極めて小さく、異常分散性が高いといった蛍石と同等の性能を持つ、透過性に優れた最高水準の超低分散ガラスです。この性質を利用して、従来のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差=二次スペクトルを徹底的に除去し、極めてシャープでコントラストの高い優れた描写を実現しています。

新プロダクト・ライン “Sports” のコンセプトを具現化。撮り手の要求にダイレクトに応える高い運動性能。

シグマは、すべての交換レンズをContemporary、Art、Sportsの3つのプロダクトラインに集約します。その中でSportsラインは、高度な光学性能と表現力はそのままに、撮影者の意図にダイレクトに応え、高い運動性能を発揮するスポーティ・ラインです。動きの速い被写体や、遠方の被写体を捉えることができる、ハイレベルな光学性能と表現能力。そして、過酷な条件下でも撮影者をサポートする各種機能を備えた高い性能。スポーツ写真全般、野鳥や野生動物などのネイチャーフォト、飛行機・鉄道・モータースポーツ、ポートレートなどにも最適です。また、ソフトウェアとの連携により、撮影者の多彩なカスタマイズ機能を備えていることも大きな特長です。

フレア、ゴーストに配慮した設計

レンズ設計の初期段階からフレア、ゴースト対策を徹底し、逆光のような強い入射光に対しても影響を受けにくい設計を行っています。さらにスーパーマルチレイヤーコートを採用する事で、フレア、ゴーストの発生を軽減、逆光時の撮影においてもコントラストの高い描写を実現しています。

シグマのレンズテクノロジー

特殊低分散ガラス

光の波長によってガラスの屈折率が異なるため、色ごとに結像点がずれる現象を色収差といいます。望遠系のレンズで強く現れやすく、画質を悪化させる原因となっています。これらの色収差を取り除くため、色による屈折率の差が少ない凸レンズと色による屈折率の差が大きい凹レンズを組み合わせて、軸上色収差を抑えていましたが、それでもわずかな残存色収差=二次スペクトルが残ってしまいました。シグマは、従来方式のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差=二次スペクトルを徹底的に除去するために、二次スペクトルの補正能力の高い特殊低分散ガラスを多くのレンズ製品に導入し、高性能化を図っています。現在、シグマ独自の特殊低分散ガラスは、ELD(Extraordinary Low Dispersion)ガラス、SLD(Special Low Dispersion) ガラス、FLD(“F” Low Dispersion)ガラスの3種類があります。特にFLDガラスは、分散性が極めて小さく、異常分散性が高い「蛍石」と同等の性能を持つ、透過率に優れた超低分散ガラスです。これらのガラスを効果的に使用、適切なパワー配置により、残存色収差を極限まで補正し、優れた描写性能を実現しています。

円形絞り

9枚羽根の円形絞りを採用。開放付近の絞りを使用する場合でも円形の美しいボケを得ることができます。

ディストーション

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周辺光量

図の横軸に像高(画面中心からの距離mm)を、縦軸に中心の光量を100%としたときの周辺の光量を表示したものです。周辺部の光量が少なすぎると、画面の四隅が暗い写真になってしまいます。

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過酷な使用にも耐えうる
高品位・高機能ボディのハイエンドモデル

機動性と堅牢性を兼ね備え、圧倒的な描写性能を発揮する
Sportsラインならではの高性能超望遠ズームレンズ

どのようなタフな要求水準にも負けない「最高レベルの光学性能と運動性能」を実現するために、いま考えうる限りの必要機能を凝縮。

高い「防塵・防滴」を実現する構造

高度で過酷な撮影環境で実力発揮を求められる場面も想定し、防塵、防滴性の高い構造を実現。雨天やしぶきが飛び散る水辺など、様々な条件下での撮影を可能にしました。

快適な撮影を助けるレンズの「撥水/防汚コーティング」

最前面と最後面のレンズには水滴が容易に拭き取れ、油脂の付着を防ぐ撥水・防汚コーティングを採用。過酷な状況での快適な使用を助けるとともに、レンズ表面のメインテナンスも容易となりました。

新複合材「TSC(Thermally Stable Composite)」採用

カメラやレンズの機構設計では、主要構造部を、金属とポリカーボネートそれぞれの特性を生かして、最適にレイアウトする必要があります。本レンズでは、アルミニウムと同等の熱収縮率をもち、温度による収縮が特に少なく、硬度が秀れている新複合材「TSC (Thermally Stable Composite)」を業界で初めて採用。熱収縮率が少ないので金属部品との親和性が高く、精度の高い製品作りに貢献しています。
※「TSC(Thermally Stable Composite)」 アルミニウムと同等の熱収縮率を持つポリカーボネート。部品が変形しにくいため、高い精度でレンズ形成が可能。さらに、一般的に使用されているガラス含有率20%のポリカーボネートと比べ、約70%(当社比)の弾性率を持つ。またガラス含有率が30%のポリカーボネートと比べても、約25%(当社比)高い弾性率を持つ。

エキップメントとしての本質機能を徹底的に追求

加速度センサーを採用した手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構を搭載したことにより、より精度の高い手ブレ補正を実現。一般的な撮影に適している手ブレ補正モード1、モータースポーツ等の流し撮りに最適な手ブレ補正モード2の2つの補正モードを搭載しています。モード2においては、加速度センサーと手ブレ補正の新アルゴリズムIntelligent OSにより、構図の横位置、縦位置を問わず、カメラを上下や斜め方向に動かした場合でも手ブレ補正が有効に働き、流し撮りの効果を損なうことなく被写体の動きを表現することが可能になります。
※ニコンF6、キヤノンEOS-1V 以外のフィルムカメラではご使用になれません。

「最適化されたAF」でさらに高速・静粛に

超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)の搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現。さらに、従来機種から駆動アルゴリズムを大幅に見直しました。それにより、コンティニュアスAF(AF-C)に対しての合焦率を約5%改善しました。

高精度、堅牢な真鍮製バヨネット・マウント

高い精度と堅牢性を兼ね備えた真鍮製マウントを採用。長期使用に耐えうるよう、表面処理を施して強度を高め、高品質なレンズづくりを実現しました。

充実のカスタマイズ機能で、
使い勝手や用途を随意に調整可能に

過酷な条件下でも撮影者をサポートする各種機能を備えた高い性能。

スポーツ写真全般、野鳥や野生動物などのネイチャーフォト、飛行機・鉄道・モータースポーツ、ポートレートなどにも最適です。

自在な固定を可能にする「新設計の三脚座」

600mmという超望遠レンズでは、一脚や三脚を使用して撮影することも多いため、三脚座を刷新しました。大型で安定性に優れた三脚座を採用するとともに、90°毎にクリックを付け、縦位置と横位置の撮影ポジションの変更を容易にしました。三脚座に付属のストラップを装着すると、カメラのマウント部に負担をかけることなく持ち運びできるようになります。
※三脚座はレンズから取り外しできません※ストラップは付属です。

シグマのレンズテクノロジー

「マニュアルオーバーライド」搭載。
二つのフルタイムマニュアルモードが切替可能に

オートフォーカスからマニュアルフォーカスへの切り替えがピントリングの操作だけで可能なフルタイムマニュアルフォーカスに加え、マニュアルオーバーライドMO(Manual Override)を搭載しました。フォーカス切り替えスイッチをMOのポジションにセットすると、コンティニアスAFの最中でもピントリングを回転させることによりマニュアルフォーカスに切り替わります。AFポジションでは通常のフルタイムマニュアルフォーカスが可能です。別売りのSIGMA USB DOCKを使用すれば、MOポジションで使用した時のマニュアルフォーカスに切り替わる感度の変更も可能です。

主要の焦点距離ごとに設定できる 「ズームロックスイッチ」

新しいズームロックスイッチは焦点距離指標ごとにズームリングのロックが可能。任意の焦点距離で固定し、上向き、下向きで安定した撮影ができます。長時間露光時などにより安定した撮影が可能です。

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「直進ズームとしても使いやすい操作性

回転式のズームでは突然の画角変化にも持ち変えることなく瞬時に対応できるように、ズームリングを直進して伸縮させても問題のない設計としました。また、その際に操作のしやすいよう、レンズフロント部の形状を考慮してあります。

主要なスペックを備えたコンフォートモデルもContemporaryラインとしてご用意しています。あわせてご覧ください。

新設計のテレコンバーターに対応

新レンズラインに合わせて設計した
テレコンバーター(別売)の装着が可能。

焦点距離をSIGMA TELE CONVERTER TC-1401では1.4倍、SIGMA TELE CONVERTER TC-2001では2倍伸ばすことができる高画質テレコンバーター。

新設計のテレコンバーターとの組み合わせで、F8までAFが対応可能

新レンズラインに合わせて設計したテレコンバーター(別売)の装着が可能。SIGMA TELE CONVERTER TC-1401では210-840mm F7-9のMF超望遠ズームレンズとして、SIGMA TELE CONVERTER TC-2001では300-1200mm F10-12.6のMF超望遠ズームレンズとして使用可能です。また、AFがF8対応のカメラに装着した場合のみ、SIGMA TELE CONVERTER TC-1401との組み合わせでAF撮影が可能です。
※ コントラストの低い被写体や輝度値の低い被写体の撮影時にピントが合わないことがあります。

低分散ガラスを採用した贅沢な設計

SIGMA TELE CONVERTER TC-1401ではSLDガラスを1枚、SIGMA TELE CONVERTER TC-2001ではSLDガラスを2枚採用し、高画質を実現しました。

テレコンバーターの詳細はこちら

新ラインSGVコンセプトにふさわしいものづくり

新開発、独自のMTF測定器「A1」で、
最高性能をすべての製品に。

優れたレンズには、よい設計、よい製造、よい検査の3条件が必要です。考え抜かれたコンセプトと、高度で精巧な日本の製造技術から生まれたレンズの最後の決め手となるのは、レンズの性能評価です。従来までは、一般的なイメージセンサーを使ったMTF測定器を用いてレンズの性能を測定してきましたが、今回新たに、4,600万画素Foveonダイレクトイメージセンサーを用いたMTF測定器「A1*」を独自開発。シグマ唯一の生産拠点である会津工場では、今後新しいプロダクト・ラインはすべて、この「A1」で全数検査を受けてから出荷していきます。これまで検出できなかった高周波成分の検査までも可能になり、すべての製品において「最高性能」が実現されます。MTF測定値は、2,000万画素を軽く超える、35mmフルサイズ・デジタル一眼レフカメラに対応できる高い数値です。

*A1:Aizu 1

4,600万画素Foveonダイレクトイメージセンサー

センサーサイズ23.5×15.7mmのフルカラーFoveon X3ダイレクトイメージセンサーは、有効画素数4,600万画素(4,800×3,200×3層)、記録画素数4,400万画素(4,704×3,136×3層)を実現。Foveon X3ダイレクトイメージセンサーは、RGB全色を3層で取り込むことができる画期的なフルカラーイメージセンサーで、原理的に偽色が発生しない為、ローパスフィルターを必要とせず、光と色の情報を余すことなく取り込むことができます。4,600万画素の高画素のフルカラー情報により、立体的で臨場感のある精緻な画像が得られます。

センサーについて

MTFチャート

波動光学的MTF
幾何光学的MTF
MTFチャートの見方はこちら

高精度・高品質、「Made in Japan」のものづくり

一部の加工を除いて、部品や金型までも日本国内で一貫生産しているシグマは、いまでは少なくなった、生粋の「日本製」を謳うことができるメーカーのひとつです。清廉な空気と水に恵まれた風土、粘り強く実直な人々の気質。そして最新のノウハウと、精巧で高度な技術の融合によって生み出される確かな品質。世界中の写真愛好家を満足させていた高度なものづくりを支えているのは、職人としての情熱と誇りに裏打ちされた、正真正銘のクラフツマンシップです。

自分仕様に「カスタマイズ」できるレンズ

新開発、専用ソフトウェアとUSB DOCKで
「カスタマイズ」を実現

新ラインから、レンズ・ファームウェアのアップデートや、合焦位置をカスタマイズできる専用ソフトウェア(SIGMA Optimization Pro)を開発。USB DOCKを介してパソコンと接続し、画面上での簡単な操作で、よりパーソナルな仕様調整が可能になります。

ダウンロードはこちら
専用ソフトウェア(SIGMA Optimization Pro)

新たに提供開始した
「マウント交換サービス」に対応(有償)

カメラボディを変更しても変わらずレンズを愛用いただける
新たな有償サービスにも対応

シグマは、多種多様な交換レンズをつくり続けてきたノウハウとリソースを活かして、新コンセプトラインのマウント部および内部システムの一部をご希望のマウントに仕様変更できる「マウント交換サービス」を開始致しました。これにより撮影者が、将来、新たなカメラボディをお求めになる場合にも、それに合わせてお気に入りのレンズを「お直し」することができ、現状のカメラシステムの制約を受けることなく長く愛用いいただけるようになります。

※「マウント交換サービス」(有償)は、通常の修理・サポートとは異なりますので、販売店などでの受付はできません。
※ 弊社窓口での一括対応になりますことをご了承ください。

「マウント交換サービス」に関する詳細はこちら