レンズ はじめに

写真とレンズの関係を
変えていく試み。

はじめに:

課題とチャレンジ

一眼レフカメラは「レンズを選んでこそ」です

写真にとって最も大切な要素は、レンズです。
レンズを変えると写真は変わる。
そしてそのレンズを、用途や状況に応じて自由に選び、交換することで、
思い通りのカメラを構築できる「システム」が、一眼レフカメラです。
一眼レフカメラは、レンズを選んでこそ、です。

ところが最近はどうでしょう。
「自分にとって最適なレンズを見つけられない」という不幸が
いつのまにか蔓延しているようです。
いきおい「とりあえず」の選択をキットレンズが一身に担うことになるのです。

あなたの「写真づくり」は楽しいですか?

たしかに安価なキットレンズは、最初の一本に選ぶに限っては手近で、
写真の世界への敷居を下げてくれます。
けれども「写真の楽しみ」を広げるという意味においては、
その役割は決して大きくはありません。

多くのユーザーが、写真とのつきあい方を深めるまえに
キットレンズの購入で一定の満足を得て終わってしまうとしたら、
一眼レフカメラ本来の魅力を半分も享受できていないことになります。
それは、あまりに残念です。

写真づくりのエッセンス、レンズの真の魅力を

一方でカメラ・ボディは、センサーの画素数やサイズ、
従来型の一眼レフカメラだけでなくミラーレス機、
そしてさまざまな付加機能など、高性能化・多様化を極めています。

しかしながら、写真づくりに最も影響を与えるはずの
レンズはどうでしょうか。
撮り手の本質的な要求に応えうる性能や多様性を
発揮しているとは言いがたいのが現実ではないでしょうか。

レンズを変えることによって、写真が変わり、写真の楽しみ方が変わり、
写真に向き合う撮り手自身も変わっていくはず。

写真と撮り手の関係には、
もっと豊かな楽しみとダイナミズムがあっていい。
レンズ開発を通して写真の豊かさを追求してきたシグマは、
高度化・多様化するニーズに的確に応えること、
その実現をこそミッションとしたいと考えました。

レンズと写真と撮り手の関係を再構築する試み

まず「レンズを変えることで写真が変わる」楽しみを味わっていただくため、
レンズのライン・アップを一新することを決意しました。

新しいレンズ・ラインでは全機種を3つのプロダクト・ラインに集約。
各ラインに明確なコンセプトを持たせ、
それを純粋に具現化するかたちで全製品を開発し、提供していきます。

実際のところ、これは大掛かりな挑戦です。
ですが、今後ますます高性能化・多様化するであろうデジタル一眼レフカメラが
本来もっている「システムカメラ」としての優れた魅力を引き立て、
撮り手のフォト・ライフに楽しさや豊かさを感じてもらうためには
不可避のチャレンジだとも考えています。

「Small Company」であるシグマが挑む、「Big Change」。
チャレンジは、いま始まったばかりです。