fp

シームレスでスケーラブル
世界最小・最軽量の
ポケッタブルフルフレーム」、
誕生。

撮影や表現をとりまく環境は大きく様変わりしつつあります。
ひとりのユーザーが高性能のレンズ交換式カメラもスマートフォンのカメラも、
用途や場面に応じて柔軟に使い分けるようになっている現在、
SIGMAは、デジタルカメラそのものの本質的な価値を問い直したいと考えました。

カメラ本位、メーカー発想のカテゴリーやヒエラルキーに合わせるのではなく、
より柔軟でリアルな「カメラのありかた」を反映した、
使うひと本位のデジタルカメラの開発をめざしました。

コンセプトムービー

コンセプトムービーについて
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開発の背景

デジタルカメラの脱構築 Deconstruction of digital camera.

高性能で、選択肢の豊富なレンズによって最高画質での画づくりを
思いのままに楽しめる、フルサイズセンサー搭載のレンズ交換式カメラ。
どこへでも持ち歩ける携行性と、直感的に操作できる優れたUI。
さらに、先進技術による飛躍的な画質の改善により、
日常用カメラとしての圧倒的な地位を確立したスマートフォン。
多様な機材から自由に選んでカスタマイズできるオープンなシステム。
高画素化・高画質化への対応からラージフォーマット化が加速し、
高性能化と拡張性の両方を兼ね備えつつあるシネマカメラ。

「デジタルカメラ」はこのように分化し、
カテゴリーごとに最適化され、先鋭化しています。
それぞれに特化した用途やグレードによって秩序だてられ、
使う人はそこから自分のスタイルやレベルに合うものを選択するのです。
静止画か動画か、初級か上級か、仕事か趣味か、といった具合に、
道具は撮り手の属性や階層、志向を表すシンボルであるともいえます。

けれども私たちは、まずそこから問い直したいと考えました。
現実の世界では、映像や静止画といったジャンルの垣根は低くなる一方、
どのカテゴリーでも画質とユーザビリティの水準が高くなるなかで、
一人のひとが高性能なレンズ交換式カメラも、スマートフォン・カメラも、
仕事用・趣味用と限定せずに柔軟に使い分けるようになっています。

一方で、進化する「撮ること」の実際に、道具は追いついていない。
まだ顕在化していない、リアルな撮り手の要求を満たすことのできる、
本当の意味で「撮る人に合わせられるデジタルカメラ」が必要だ。
私たちはそのように考え、いまあるカメラの本質的な価値と課題を解体し、
エッセンシャルな要素だけを吟味し尽くし、ゼロから構築しました。

どこへでも持ち歩け、いつでも気兼ねなく撮れる「限りなく小さく軽いボディ」と、
画質に妥協せず本格的な撮影ができる「フルフレームセンサー搭載」の両立。
静止画と動画を指一本で切り替え、直感的に使える「シームレスな撮影機能」。
SIGMAのレンズはもちろん、他社のアタッチメントも自由に付け替えて
組み合わせられる「オープンでリベラルなシステム」で、
かつ、どんなシーンやニーズにも対応できる「変幻自在な拡張性」の実装。

これらすべてを一挙に、矛盾なく、二項対立的にせずに実現させること。
そのために本当に必要な機能や要素だけを一切の妥協なく選択し、
最新のテクノロジーを惜しみなく投入して撮影と表現の可能性を高めよう。
この、SIGMAの基本姿勢である「理想の追求」のもとでSIGMA fpは生まれました。

使う人を中心に置いて、自由に姿かたちを変えるカメラボディとして。
撮る人自身もまだ知らない、新しいカメラライフの楽しみを提供する道具として。
そして「デジタルカメラ」のパラダイムを変える、新しいシステムカメラとして。

fp開発コンセプト

Pocketable Full-frame ポケッタブル・フルフレーム

いつでも気兼ねなく撮れる
「限りなく小さく軽いボディ」と、
画質に妥協せず本格的な撮影ができる
「フルフレームセンサー搭載」、
高性能なレンズシステムの中核にふさわしい
「高いビルドクオリティ」の達成

Scalable 変幻自在の拡張性

SIGMAのレンズはもちろん、自社・他社を
問わずに多様なアタッチメントを
付け替えて自由に組み合わせられる
「オープンでリベラルなシステム」と、
どんなシーンやニーズにも対応できる
「変幻自在な拡張性」の実装

Seamless 本格的で自在な撮影機能

本格的なスチル撮影と映像撮影の
機能を指一本で切り替えるだけで
「直感的に操作できるUI」と、
スタイルやジャンルに縛られない
「シームレスでクリエイティブな道具」
の実現

SIGMA fpは、この3つのコンセプトを一挙に、矛盾なく実現させることを最優先に、
本当に必要な要素や機構だけをとことん吟味し、一切妥協のない
「いまSIGMAが提案できるまったく新しいシステムカメラ」として具現化しました。
使う人を中心に置いて、自由に姿かたちを変えるカメラボディとして。
撮る人自身もまだ知らない、新しいカメラライフの楽しみを提供する道具として。
そして「デジタルカメラ」のパラダイムを変える、新しいシステムカメラとして。
SIGMA fpが、「撮ること」の可能性を無限に拡げます。  

SIGMA fpが提案する、
7つの撮影スタイル

基本形は最小限に、組み合わせの可能性は最大限に。
“カメラが人に合わせる” というコンセプトは、
撮影スタイルに多様性をもたらしました。
その中から、特徴的な7つの撮影スタイルをご紹介します。

SNAP STYLE

小型軽量のボディを活かし、本格撮影を手軽に楽しめるスナップスタイル。45mm F2.8 DG DN │ Contemporatyとの組み合わせでは、全体重量はたったの637グラム。まさにポケットサイズのフルサイズです。

使用機材

PORTRAIT STYLE

本体付属のホットシューユニットを使用することでクリップオンストロボが利用可能に。さらに別売りのサイドグリップを使用することで、より確実なホールディングが可能になります。顔 / 瞳優先AFを併用すれば、動きのあるポートレート撮影も自由に楽しむことができます。

使用機材

  • 35mm F1.4 DG HSM | Art
  • SIGMA HAND GRIP HG-11
  • SIGMA LARGE HAND GRIP HG-21
  • SIGMA HOT SHOE UNIT HU-11
  • SIGMA ELECTRONIC FLASH EF-630

FIELD STYLE

カメラ本体の防塵防滴機構や、専用ビューファインダーなどの専用アクセサリーにより、晴天から雨天まであらゆる環境において撮影に集中することができます。SIGMA fpでは、Lマウントレンズでは全14種類、SIGMA MOUNT CONVERTER MC-21を使用することで一眼レフ機用のレンズを含めた合計43種類のSIGMA製スチル用レンズを使用可能(2019年7月時点)。様々なフィールドと用途に合わせた撮影システムの構築が可能です。

使用機材

  • 70-200mm F2.8 DG OS HSM | Sports
  • SIGMA MOUNT CONVERTER MC-21
  • SIGMA HAND GRIP HG-11
  • SIGMA LARGE HAND GRIP HG-21
  • SIGMA LCD VIEW FINDER LVF-11
  • SIGMA BASE PLATE BPL-11
関連アクセサリー一覧へ

GIMBAL STYLE

手持ちのジンバルによる映像撮影スタイル。軽い機材は撮影者の負担も低減し、ジンバルの消費電力も抑制します。

使用機材

[他社製品]

  • DJI Ronin-S

CINE STYLE

SIGMA fpはシネマカメラライクなユーザーインターフェイスに対応しているので、そのまま映像制作現場で活用することができます。ボディの小ささはシステム全体の小型化にも繋がり、狭い場所での撮影や被写体に寄った撮影など、大きな機材では難しかった映像表現も可能にします。

使用機材

  • 40mm T1.5 FF
  • SIGMA MOUNT CONVERTER MC-21
  • SIGMA HOT SHOE UNIT HU-11
  • SIGMA BASE PLATE BPL-11
  • SIGMA ROD CONSOLE ADAPTER(非売品)
  • DCコネクター CN-21
関連アクセサリー一覧へ

[他社製品]

  • ATOMOS Ninja V
  • ブリッジプレート
  • ケージトップハンドル
  • ミニマットボックス
  • ミニフォローフォーカス
  • シネプレート
  • フリクションアーム
  • バッテリープレート
  • Vマウントバッテリー
  • 外付けSSD
  • SSDホルダー

STREAMING STYLE

パソコンとUSB接続をするだけで、ウェブカメラと同様に使用可能。映像だけでなく音声も同時に入力できます。ライブストリーミングにフルサイズカメラならではの最高画質を提供します。
※ UVC接続時のカメラメニュー設定は、後日ファームアップで実装予定。

使用機材

[他社製品]

  • PC
  • ミニ三脚

DRONE STYLE

ドローンによる空撮スタイル。軽量なボディはドローンの電力消費を抑え、飛行可能時間の延長に寄与します。

使用機材

[他社製品]

  • DJI Matrice 600
  • DJI Ronin-MX

制限や垣根を越えて、
あらゆる表現を可能に “撮ること”を再構築して生まれたfpの特徴を紹介します。

  • 外形寸法

    112.6 × 69.9
    × 45.3 mm

  • 質量

    370g

    ボディ単体
  • イメージセンサー

    35mmフルサイズ
    有効2,460万画素
    ベイヤーセンサー

SIGMA fpはフルサイズミラーレスカメラとして、世界最小・最軽量。裏面照射型の35mmフルサイズ・有効2460万ベイヤーセンサーを採用し、高画質な撮影が可能です。コンパクトなボディを構成するのは、堅牢性と熱伝導率の高さから前後カバーにアルミニウム合金を採用するとともに、本機の特徴にもなっているヒートシンク構造体、防塵防滴構造実現のための42ヶ所のシーリングなど、あらゆる環境下での長時間使用に配慮した仕様になっています。小さなボディと高い適応性で、使うシーンに制約なくフルサイズ画質を楽しむことができます。

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多様なシーンに対応する電子シャッター

「いつでもどこでも、撮りたい時に撮れること」というコンセプト実現のためにメカシャッターレス構造を採用したことで、優れた静粛性を実現。限りなく無音に近い撮影が可能なため、これまでの一眼カメラではシャッター音がはばかられ撮影が難しかった場面でも、気兼ねなく撮影することができます。また、18コマ/秒での高速撮影でもシャッターショックは一切ないため、微細なブレまで排除した撮影が行えます。
加えて、連続的な作動によって性能変化が発生してしまう機械式シャッターが無いことで、カメラ自体の信頼性も向上しています。

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充実したアーティスティック
画像・映像表現

Fill Light
カラーモード
トーンコントロール

SIGMA fpでは、画像・映像表現の演出や作りこみを楽しむための機能を積極的に取り入れています。例えばfpには、豊富なカラーモードに加え、ハリウッド映画などで人気の高いカラーグレーディング手法に着想を得た「ティールアンドオレンジ」モードを新たに採用。それぞれのモードには効果の強調具合を調整できるスライダーも搭載することで、表現の可能性を広げています。また、SIGMA Photo Pro独自の調整機能「Fill Light」に加え、トーンカーブの調整機能をカメラ内に初搭載。さらに本体にはトーンコントロール・カラーモードのそれぞれのメニューに素早く移行できる「TONE」「COLOR」ボタンを新たに採用。充実した機能と操作系により、静止画・動画を問わずカメラ内でも表現の作りこみを快適に楽しむことができます。

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先進的な画像・映像生成機能

HDR撮影
Cinemagraph機能

SIGMA fpでは先進的な画像・映像生成機能を積極的に採用しています。HDR撮影では、電子シャッターの特性を活かし、静止画では3コマ、動画では2コマを異なる露出で1度に撮影・合成することで、通常の撮影では得られない広いダイナミックレンジを持つ静止画・動画が生成できます。Cinemagraph機能では、写真の一部が動き続ける、静止画と動画が融合した独特な表現のGIFアニメーションをカメラ内で生成することができます。
※ 動画でのHDR撮影・Cinemagraph機能は、後日ファームアップで実装予定。

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Lマウントを採用

マウントにはショートフランジバック、大口径、高耐久性を特徴とするLマウントを採用。交換レンズにはシグマの豊富なレンズ製品が選択できることに加え、ライカカメラ社、パナソニック株式会社とのLマウントアライアンスにより、他社のレンズ製品も撮影システムに組み込むことができます。さらに、SIGMA MOUNT CONVERTER MC-21を使用することで、SIGMA SAマウント、SIGMA製キヤノンEFマウントのレンズも利用でき、レンズ資産も有効に活用することができます。
※ Lマウントはライカカメラ社の登録商標です。

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本格的な映像制作に対応

動画用のRAWデータでは12bit CinemaDNGでの外部収録に対応。4K UHD/24fpsでの記録が可能なため、映画制作にも耐えうる映像データが得られます。H.264圧縮動画の編集に最適なALL-I記録にも対応しています。映像出力にはUSB3.1(GEN1)を採用し、外部収録装置にも快適に送信可能。さらに、シネマカメラライクなユーザーインターフェイスにも対応しているので、映像制作の現場にそのまま持ち込んで使用することができます。 ※ CinemaDNG撮影データのカメラ内再生機能は、後日ファームアップで実装予定。

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StillモードとCineモード
シームレスに移行可能

Stillモード(静止画)とCineモード(動画)がスイッチひとつで瞬時に切り替え可能。各モードには専用に設計された操作系と画面が表示されているので、ストレスなくそれぞれの撮影に集中することができます。

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