SIGMA fp Style

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SIGMA fp Style 05

濱田 祐史

写真家

私の作品は写真の原理を用いて概念を構築し制作をしています。 銀塩写真を印画紙の中の化学反応で像や色を作るメディアとし、デジタル写真を印画紙の上に乗せる顔料インクのメディアと認識し、 撮影テーマによってその領域を行き来することで、写真にできることは何か、の可能性を探り続けています。

SIGMA fp + SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary
F11|ISO100|1/100s

僕が初めてSIGMA fp を手にした印象は、まず見た目が四角くて端正。ボディーを持った感じは重くもなく軽すぎず、どこにでも撮影に持っていけそうだということに尽きますね。 また、しばらく眠っていたLマウントレンズが気軽に使えるようになるのも嬉しいです。

今回はモロッコのマラケッシュの滞在制作に持って行きましたが、 持っているのを忘れそうなくらい軽く素早く的確に撮影することができました。 また、フルサイズなのですが、データが大きすきず小さすぎずで丁度いいデータサイズだと思いました。

これまで使ってきたFOVEONは、癖があるけど細部まで描写できて好きだったのですが、 手持ちで撮影するには十分準備しないと難しいところがありました。 それに比べてこのSIGMA fpは、手持ちでの使い勝手が良くなったことを実感しています。今後はSIGMAのストロボを付けて、さまざまな実験的な撮影もしてみたいですね。

マラケシュ旧市街地の屋上からマラケシュ旧市街地の屋上から

SIGMA fp + SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary
F5.6|ISO3200|1/250s

SIGMA fpを手にして間もないなかで、既にいくつかのイメージが湧いていますが、 私はそれを作品で語りたいので、具体的にはここで言葉にしたくはありません。 つまりそれは、「このカメラにしか出来ない表現もたくさんある」と思ったということです。ひとりひとりが自身でこのカメラに触れていただくことで、それぞれにもっと可能性を感じられるはずだと思います。

濱田 祐史

写真家

1979年、大阪府生まれ。2003年日本大学芸術学部写真学科卒業。
主な個展に「photograph」「Primal Mounatin」(Galerie f5,6、ミュンヘン、ドイツ 2016年)、「R G B」(PGI 2018年)グループ展に「Festival Images 2014」(ヴェヴェイ、スイス 2014年)「The Sun Placed in the Abyss」(コロンバス美術館 2016年)等。写真の原理に基づき概念を構築し、ユニークな技法で常に新しい試みを行う。近年では写真における色の三部作 < C/M/Y > < R G B > < K > を制作し発表している。11月30日より東京都写真美術館で行われる日本の新進作家 vol.16「至近距離の宇宙」に出展。

hamadayuji.com

Profile photography by Kazuyoshi Usui