リニアフォーカス / ノンリニアフォーカスとはどういう機能ですか?
ミラーレス専用レンズ(DNレンズ)において、マニュアルフォーカス時の、フォーカスリングの回転角度に対するピントの移動方式を示します。
「ノンリニアフォーカス」は、フォーカスリングの回転速度に応じて、ピントの移動量が変化します。
「リニアフォーカス」は、フォーカスリングの回転角度に応じ、一定量でピントが移動します。
ノンリニアフォーカスは、フォーカスリングを回す角度が同じでも速く回すとピント位置の移動が大きく、遅く回すとピント位置の移動量が小さくなります。
ノンリニアフォーカスは、回す速さを変えることで大きなピント移動とピントの微調整を両立することができますが、ピント位置の移動量が回す角度と速度の両方で変わるため、フォーカスリング操作時にピントがどれだけ移動するか予想しづらくなります。
リニアフォーカスは、フォーカスリングを回す角度が同じであれば、回す速度にかかわらずピントの移動量が一定です。
リニアフォーカスに対応しているカメラのメニューから少ない角度で大きくピントを動かすように設定するとフォーカシング精度を担保することが難しくなり、フォーカシング精度を十分担保すると大きくピントを動かすときに非常に大きくフォーカスリングを回す必要があります。
対応レンズでは、カメラのメニューで「リニア」、「ノンリニア」の設定をすることができます。
「ノンリニア」「リニア」の2つの方式に対応したレンズについては、下記ご参照ください。
- 記事ID
- 17333
- 公開日
- 2022.01.18
- 更新日
- 2023.02.01