fp L

コンパクトなボディに
機能性と楽しさが詰まったカメラ

アレクサンドレ・ソエテ
Alexandre Souêtre

61MP
“驚くべき解像度”

SIGMA fpがこれまで提供してくれた素晴らしい画質、そしてダイナミックレンジに加えて、fp Lではそれらがさらに進化しているのだとすぐに解りました。驚異的な約61MPの画質は、まったく新しい可能性を予期させてくれました。これほどの解像度で写真を撮影できるということは、画質の向上にとどまらず、新たな撮影方法の模索をも可能にします(SIGMA fp Lをハイエンドのコマーシャル撮影機材にしたことは言うまでもありません)。私が持っている中でも特に大きなモニターでこれらの写真を見た時に、細部のディテールや、それまで見えていなかった/気づかなかった部分を満喫できることに何より素晴らしさを感じました。それが風景写真でも、クローズアップ写真でも、静物写真でもポートレートでも、すべての写真において発揮されるfp Lの真価だといえます。私が知る限り、これほどコンパクトで、これほどの解像度をもったカメラは他にはありません。写真を見ている間は、fp Lがどれだけ小さいカメラだったのかを忘れてしまうほどです。

SIGMA fp L, SIGMA 65mm F2 DG DN | Contemporary
ISO 800, F2, 1/1000s, 65mm, Color Mode: Monochrome

(とにかく)コンパクトなカメラ
“fp Lの携行はストレスゼロ” 

コンパクトで、静かで、素早く電源をオン/オフできて、オプションも、設定も、そして高解像まで、ありったけの要素が詰まっています。なかでも最も楽しんだのは、いろいろなものを付け替えて使うことでした。私が試したレンズの中でのお気に入りは65mm F2 DG DN | Contepmporaryです。 結果は素晴らしく、私の撮影スタイルにおいては非常に出番の多いレンズでした。前述の通り、fp Lの洗練されたミニマルなデザインは大きな魅力ですね。スペックの面でもかなり使い勝手が良いカメラだといえるし、これだけコンパクトなサイズであれば強力なツールとなることは間違いないでしょう。

※ 以下撮影データの記載なき写真は他社カメラで撮影されております。

ELECTRONIC VIEWFINDER EVF-11
“まったく新しいアングル” 

以前はよくデジタル一眼レフカメラで撮影していました。私にとってファインダーは写真を撮る上で欠かせないものだったのです。が、ミラーレスカメラの世界を知り、そのメリットを理解するようになってからはファインダーがないことにも寛容になりました。つまり、得られる写真に大差はないとしても、ファインダーがないことでよりコンパクトに、多くの場合より手頃な価格でカメラが手に入れられることが解ったからです。とはいうものの、やはり撮影時に実体あるモノを覗き込むのは楽しいものです。ELECTRONIC VIEWFINDER EVF-11をSIGMA fp Lと組み合わせて使ってみたいと思っていたので、とてもワクワクしました。上方90度まで角度が調節できるチルト機構は、思う以上の視界体験を与えてくれるはずです。また、ファインダーにあるボタンでEVF/LCD表示を便利に切り替えられるのでEVF-11をつけっぱなしにしたくなると思います(私もそうなりました)。カメラとEVFがシームレスに繋がるデザインは、ファインダーが外付けアクセサリーであることを忘れさせてくれるし、EVFを装着した状態でもコンパクトで持ち運びしやすく快適でした。

SIGMA fp L, SIGMA 65mm F2 DG DN | Contemporary
ISO 800, F8, 1/320s, 65mm, Color Mode: Powder Blue

SIGMA fp L, SIGMA 65mm F2 DG DN | Contemporary
ISO 800, F3.5, 1/800s, 65mm, Color Mode: Powder Blue

SIGMA fp L, SIGMA 65mm F2 DG DN | Contemporary
ISO 800, F2, 1/200s, 65mm, Color Mode: Powder Blue

SIGMA fp L, SIGMA 65mm F2 DG DN | Contemporary
ISO 800, F11, 1/800s, 65mm, Color Mode: Powder Blue

2つの新しいカラーモード
“クリエイティブな選択” 

パウダーブルーは、今まで使ってきた全てのカラーモードやプリセットでもベストなもののひとつでした。普段現像する時は細かいところまで気になりこだわってしまう方なのですが、このモードで撮影した後は補正も不要でした。まず、スキントーンの再現度が驚くほど高い。撮影環境、特に屋外での写真を夢のような雰囲気とともに表現できるのです。そして、パウダーブルーは、夜明け、正午、晴天、曇天(霧でさえ)など、さまざまな光の演出下においてもうまく「利く」ということが解りました。
パウダーブルーを試す写真家には、しばらくの間使い続けてみることをお薦めします。このモードは、撮影すればするほど良い結果が得られるからです。色というのは様々な光の中で異なる表情を見せるものですが、カメラの設定によってもその都度振る舞いが変わるので、試したくなるパターンはいくらでも考えられるでしょう。例えばISO感度の変更ひとつとっても、被写界深度の違いと同じくらい興味深いトーンの違いをもたらしてくれます。パウダーブルーの良さは使えばすぐに解ると思いますが、ぜひ時間をかけてあれこれ試してみてほしいですね。

SIGMA fp L, SIGMA 65mm F2 DG DN | Contemporary, Color Mode: Duotone

デュオトーンは、fp Lで使えるようになった新しいカラーモードの2つめの機能です。最初は少し圧倒されたものの、まったく異なる個性を持ったモードだと解ってきてからは俄然面白くなりました。均等に2色に配色されるだけのモードではないので、暗めの設定で面白い質感を出せることもあれば、明るい被写体に最適な設定もあります。最初に同じような被写体に対して複数のデュオトーンのパターンを使って撮影してみたことで、設定の特性や表現の幅を掴むことができました。今ではかなり気に入って使っています。

SIGMA fp L, SIGMA 65mm F2 DG DN | Contemporary
ISO 400, F5.6, 1/800s, 65mm, Color Mode: Duotone

SIGMA fp L, SIGMA 65mm F2 DG DN | Contemporary
ISO 800, F2, 1/500s, 65mm, Color Mode: Duotone

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