第269回

春の訪れを感じた葉山の海岸 / The coast of Hayama where I felt the arrival of spring

March 17, 2021

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
シャッタースピード 1/640s
絞り値 F5.6
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 42mm
焦点距離
(35mm換算)
42mm
カラーモード モノクローム

2月も終わりに近づくと日中はだいぶ暖かくなってきた。この日も海岸の堤防で日向ぼっこをする人を見かけ、春の訪れが近いなと感じた。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

シグマから新しい標準ズームレンズ「SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」が発表された翌日、新レンズを持ち地元の海岸を歩いた。
近所のお寺の掲示板には住職が書いたと思われる標語が表示され、2月下旬に表示された標語は「三寒四温」。この日は寒が戻り、「三寒四温」を実感する日となった。残念ながらこの日は雲が多く、相模湾越しの富士山は見えなかったが、陽光には満たされ撮影にはまずまずの天候だった。海岸では遠目の光景を撮ることもあるので、望遠ズームレンズの「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary」を相棒として持った。

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
シャッタースピード 1/1,000s
絞り値 F5.6
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 35.9mm
焦点距離
(35mm換算)
35mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード FOVクラッシックブルー

森戸川の河口から北へ約300m歩いた砂浜に某大学のヨットが並んでいた。日本のヨット発祥の地と言われる葉山の海岸では、嵐の日を除きヨットを見ない日はない。この日は雲が多く、白い帆が雲に溶け込まないよう空の青をしっかり出すため、カラーモードは「FOVクラッシックブルー」を選択。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F5.6
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 70mm
焦点距離
(35mm換算)
70mm
ホワイトバランス 晴れ

数日前の嵐で色々なゴミが流れ着いた森戸海岸は緊急清掃が行われていた。
地味な光景はカラーモードを「切り」にした。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F5.6
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 43mm
焦点距離
(35mm換算)
43mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ビビッド

朝陽が差し込み、釣具屋さんのボートが色鮮やかだった。この時期はメジナ、カワハギ、アオリイカ等が釣れると聞いた。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

森戸海岸から北へ歩いて行くと岩場と堤防の先には小さな海岸がある。葉山マリーナの南に位置するこの海岸は地図上で諏訪海岸と記されているが、地元の人は意識していない地名かもしれない。海岸東の丘陵には小さな諏訪神社が鎮座し、こぢんまりとした海岸はプライベート・ビーチのようで落ち着く。この日の諏訪海岸は、ワカメ漁師とその手伝いの人達が捕れたばかりのワカメをカットし、熱湯で茹で、水洗い、乾燥させる春の風物詩であるワカメ干しが始まっていた。

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F5.6
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 37.4mm
焦点距離
(35mm換算)
37mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ティールアンドオレンジ

ワカメ漁師が船を滑らせ海へ出す滑り材は、シラ材と呼ぶようだ。もし快晴で雲がなく海の向こうに富士山が見えていたら、確実に富士山を入れて撮るので構図が変わったと思う。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F6.3
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 49.7mm
焦点距離
(35mm換算)
49mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ビビッド

防波堤に出て、夏場より水が澄んでいる色鮮やかな海面を覗きこんだ。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary
シャッタースピード 1/400s
絞り値 F5.6
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 212.4mm
焦点距離
(35mm換算)
212mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ティールアンドオレンジ

諏訪海岸でワカメを獲りに沖へ出た夫を迎える奥さん。防波堤から標準ズームレンズとの組み合わせがよい望遠ズームレンズ「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary」で撮影。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F5.6
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 60.3mm
焦点距離
(35mm換算)
60mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード 風景

諏訪海岸は砂浜が占める面積が少なく石ころが多い。
富士山が見えないこの日、近景も見つめ直してみた。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F5.6
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 44.7mm
焦点距離
(35mm換算)
44mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ティールアンドオレンジ

生ワカメを茹でる窯。熱湯を沸かず薪が燃えるパチパチという音が心地よく聞こえた。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F5.0
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 62.1mm
焦点距離
(35mm換算)
62mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード スタンダード

収穫したワカメをカットする光景を動画で撮影した後、NDフィルターを付けたまま静止画でも撮影。
スローシャッターで作業している手がいい感じでぶれた。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F2.8
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 58mm
焦点距離
(35mm換算)
58mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード スタンダード

茹でて水洗いしたワカメは洗濯バサミで挟んで干す。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F4.5
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 31mm
焦点距離
(35mm換算)
31mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード シネマ

この日海へ出て行かなかった船。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

諏訪海岸でワカメ漁師の作業を見学させてもらった後、森戸海岸へ戻り、森戸神社には立ち寄らず、真名瀬海岸、芝崎海岸、三ケ下海岸、一色海岸、大浜海岸にあるトンビ磯と呼ばれる堤防まで約3.5kmを南へ歩いた。緊急事態宣言発令中でも、週末の神奈川県道207号線(森戸海岸線)は、車とオートバイと自転車、それにランナーや歩行者も多く海岸に多くの人を見かけるが、平日のこの日、交通量は少なめで砂浜も岩場も静かだった。

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 100−400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary
絞り値 F8.0
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 400mm
焦点距離
(35mm換算)
400mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード 風景

シュノーケリングとダイビングに人気のスポットである芝崎海岸。
岩場にウエットスーツを着た釣り人を見かけ、葉山の他の海岸とは少し違う光景が見られる。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 100−400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F5.6
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 70mm
焦点距離
(35mm換算)
70mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ティールアンドオレンジ

神奈川県道207号線から幅の狭い三ケ下海岸を見下ろし、飼い主を外し犬だけ入れて撮影。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
シャッタースピード 1/800s
絞り値 F6.3
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 34.1mm
焦点距離
(35mm換算)
34mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード 風景

塗装が剥げた鳥居の質感が自然な描写で写ってくれた。一色海岸から突き出た小さな岬である「小磯の鼻」脇の岩礁には赤い鳥居と石の祠が建ち、ここには龍神が祀らえているそうだ。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F8.0
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 45.8mm
焦点距離
(35mm換算)
45mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード 風景

「小磯の鼻」先端の岩礁と輝く相模湾。
肌寒かったが、人気スポットのここから数人の人が海を眺めていた。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F2.8
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 28mm
焦点距離
(35mm換算)
28mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ティールアンドオレンジ

薄雲で陽の光は弱くなり、少し風も出てきた大浜海岸のトンビ磯堤防。
ロープのこぶにフォーカスし開放絞りで撮影、自然なボケが得られた。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

それから三日後の朝、富士山がよく見える快晴となり、「SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」だけ持ち、森戸海岸から諏訪海岸へ歩いた。

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F5.0
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 70mm
焦点距離
(35mm換算)
70mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード 風景

森戸海岸から富士山と江ノ島がはっきりと見え、朝陽に染まる防砂用の竹柵越しに撮影。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F6.3
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 33.2mm
焦点距離
(35mm換算)
33mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ティールアンドオレンジ

湧いた熱湯から湯気が上がる朝の諏訪海岸。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F5.0
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 45.5mm
焦点距離
(35mm換算)
45mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ビビッド

熱湯で茹でて水洗いしたワカメを干す作業。
朝の陽光がワカメを透過する光景は、SIGMA Photo Pro で21:9にクロップして横長の写真にした。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F8.0
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 33mm
焦点距離
(35mm換算)
33mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード 風景

相模湾の向こうに雪をかぶった富士山が見え、ワカメを茹でて水洗する作業も絵になった。
このような状況では、自由に画角が決めて動ける標準ズームレンズがとても重宝する。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

二日間に渡り歩いた海岸を「SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」一本で動画でも撮影した。

それから二日後は文句のない快晴となり、葉山の海岸からは富士山が鮮明に見えた。私は、源頼朝が別邸を建て、武事を行ったとされる森戸神社の社殿裏から「千貫松」越しに相模湾を撮影した。「千貫松」は、源頼朝が衣笠城に向かう途中に森戸で休憩した際、岩の松を見て「如何にも珍しき松よ」とほめると、出迎えた和田義盛が「千貫の値ありとて千貫松と呼びて候」と答えたのがいわれだとされる。

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F8.0
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 28mm
焦点距離
(35mm換算)
28mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ティールアンドオレンジ

富士山、沖合に浮かぶ名島(菜島)に建つ赤い鳥居、名島の南にある「裕次郎灯台」こと葉山灯台を入れ、朝陽が差し込み始めた「千貫松」越しに撮影。21:9にクロップして横長の写真にした。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

森戸神社の社殿裏で撮影後、真名瀬海岸から「はやま三ヶ丘山緑地」を標高142mの大峰山まで登り、北のあじさいコースで下山した。低山だが急斜面の登りもあるハイキングコースでは、この朝は数人とハイカーとすれ違った。コロナ禍でハイカーの数が増えたと感じているが、私自身もこの所このハイキングコースを登り下りする頻度が増している。

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
絞り値 F3.5
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 28mm
焦点距離
(35mm換算)
28mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード スタンダード

真名瀬コースの急なハイキングコースから登ると山道にヤマツバキの花が沢山落ちていた。ひざまずき腕の肘を階段につけ、木漏れ日がスポットライトになった花を撮影。新レンズは思ったより近くに寄れる。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
シャッタースピード 1/320s
絞り値 F8.0
露出モード +1
ISO感度 100
焦点距離 50.1mm
焦点距離
(35mm換算)
50mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード フォレストグリーン

あじさいコースで下山し、あじさい公園に立ち寄った。
富士山がよく見えた公園で、あじさいの新芽にフォーカスした。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

3月10日の朝、カメラを持たず犬の散歩に海岸へ出るとわかめ漁師が船を出していた。私は急いでカメラを取りに家に戻り、再び海岸へ出て撮影した。この日はわかめ漁の解禁日で、その前に見ていたわかめは養殖だったことをこの朝気づいた。漁師さんによると、養殖の方が柔らかいとのことなので、「どちらが美味しいですか?」と聞くと好みだとのことだった。

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN
シャッタースピード 1/500s
絞り値 F8
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 35.7mm
焦点距離
(35mm換算)
35mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード 風景

岩場にわかめ漁師の船が浮かび、相模湾越しに雪をかぶった富士山も見え、正に春の訪れを告げる光景だった。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary

緊急事態宣言発令中、新しい標準ズームレンズを中心に地元の海岸と山を歩いてみた。コロナ禍でなかなか遠出が出来ない人も多いと思うが、コンパクトな標準ズームレンズで身近な場所を撮影するのも良いと思う。