第272回

妙義山の麓を散策
/ Exploring the foot of Mt.Myogi

April 22, 2021

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/500s
絞り値 F5.6
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 45.7mm
カラーモード モノクローム

群馬県甘楽郡下仁田町・富岡市・安中市との境界に位置する妙義山の麓は桜が満開だった。
標高1,094mの金洞山(こんどうさん)は別名中之嶽と呼ばれ、妙義山を代表する景観だ。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

高画素機のSIGMA fp Lと高解像度なレンズで、春の色があり立派な風景をしっかりと撮れる場所を探していたら、2年前の春、旧信越本線廃線跡「アプトの道」を歩いた際、JR東日本信越本線の終着駅・横川から見た妙義山を思い出した。妙義山は、白雲山・金洞山・金鶏山・相馬岳・御岳・丁須ノ頭・谷急山などのピークの総称で、赤城山、榛名山と共に上毛三山(じょうもうさんざん)の一つに数えられる。南側を表妙義、北側を裏妙義と呼び、一般的に知られている景観は表妙義の方で、私が横川駅から見たのは裏妙義だった。表妙義の麓はソメイヨシノが満開との情報があり、群馬県にある妙義山の麓へ出かけることにした。4月の第2土曜日の朝、松井田妙義ICで上信越自動車道を出て県道196号を南西へ走る。中之嶽神社(なかのたけじんじゃ)に近い県立妙義公園駐車場に直行し、そこを拠点に動き回る予定だったが、少し手前の「さくらの里・きのこ館」で係員が腕を回して盛んに誘導するので、とりあえずそこに車を停めた。「さくらの里」では、姿が見えないホトトギスの鳴き声を聞き、桜が咲く丘陵を3時間も散策したのだから、結果オーライだった。

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Art
シャッタースピード 1/2000s
絞り値 F2.0
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 35mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード 風景

今年は桜の散るのが早く、カンザンのつぼみを見つけると嬉しくなった。Artラインらしい自然なボケ味を生かして撮影、ソメイヨシノと金洞山がいい感じの背景になってくれた。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/2000s
絞り値 F2.8
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 70mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード 風景

現在入山禁止になっている金洞山の南に位置する金鶏山・筆頭岩は、「さくらの里・きのこ館」から歩く人の目に留まる。ソメイヨシノをフレームにして開放F値で撮影。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/500s
絞り値 F5.6
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 61.6mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード 風景

広さ47ヘクタールの「さくらの里」には傾斜がきつい場所もあり、軽めのハイキングには十分だった。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/800s
絞り値 F3.5
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 46.1mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード 風景

約45種類の桜が植えられているのでしばらく花がありそうだった。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/250s
絞り値 F7.1
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 24mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード 風景

さくらの里の中央部付近から金洞山を見上げる。
左のピークは中之岳(1,073m)、右のピークは金洞山の最高峰・東岳(1,094m)。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

さくらの里に3時間滞在した後、県立妙義公園駐車場へ車で移動し、金洞山への登山口でもある中之嶽神社へ登った。中之嶽神社は、社殿後方の轟岩(とどろきいわ)を御神体とし、拝殿・幣殿のみで本殿を持たない。社殿の右横は登山口に通じ、私は左手の方へ歩いて行った。軽装な若者が上の方へ登って行くので、その後を追い急斜面を登った。大きな石祠が祀られている場所まで登ってみると、その先に大きな岩があった。若者は大きな石祠まで登った後、引き返して行った。岩は鎖とはしごで上まで登れるようだった。私はこの岩が御神体である事をこの時は知らなかったが、神社裏手の岩の天辺に立つことにちょっと抵抗があり、そこから岩を下りた。

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/400s
絞り値 F8.0
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 24mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード 風景

人が少なかった第2駐車場からソメイヨシノと金洞山を見上げる。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary
シャッタースピード 1/640s
絞り値 F6.3
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 400mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード 風景

金洞山の最高峰の東岳に人が立っていた。
ソメイヨシノを手前に入れ、望遠ズームレンズを最大400mmに伸ばして撮影。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/500s
絞り値 F7.1
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 41.1mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ティールアンドオレンジ

説明文を読むため近づいた看板は、いい感じに塗装が剥げかけていた。
正面から撮影すると看板の隅々まで鮮明に読み取れる画像が写っていた。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/500s
絞り値 F5.6
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 39.4mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ティールアンドオレンジ

神社のHPで、高さ20m、重量8.5トンと紹介されている日本一のだいこく様を右手に見て、鳥居を潜り社殿まで急な石段を登る。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/125s
絞り値 F8.0
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 14mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ティールアンドオレンジ

社殿の裏手を登ると大きな石祠が祀られていた。
午後の陽射しが暖かく、居心地が良い場所だった。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/320s
絞り値 F5.6
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 15.5mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ティールアンドオレンジ

大きな石祠のある場所から中之嶽神社の御神体である轟岩を見上げる。
轟岩の天辺より少し下にも石祠が祀られている。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/320s
絞り値 F5.6
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 24mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード フォレストグリーン

神社の裏から下りて轟岩を見上げるとかなり危険な場所だと分かる。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/200s
絞り値 F8.0
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 14mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード フォレストグリーン

社殿の周りは大きな杉に囲まれ、神気に満ちている。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/200s
絞り値 F7.1
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 14mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ティールアンドオレンジ

轟岩から下りて来ると午後の木漏れ日が差し、岩に登る前より明るく見えた。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/200s
絞り値 F7.1
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 14mm
カラーモード モノクローム

中之嶽神社の御神体である轟岩の上部に直射日光が当ってはいたが、社殿には光がほとんど届かず薄暗かった。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Art
シャッタースピード 1/500s
絞り値 F4.0
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 35mm
ホワイトバランス オート
カラーモード デュオトーン R1

県立妙義公園駐車場へ戻り、午後の光に染まる桜と金洞山に別れを告げるつもりで撮った。
この日出会った光景が凝縮された写真、カラーモードはデュオトーンR1を選択。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Art

県立妙義公園駐車場を出た後、金洞山の北東に位置する白雲山と呼ばれるエリアの麓の農村を少し散策し、上信越自動車道に乗った。

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/640s
絞り値 F5.6
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 55.5mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード サンセットレッド

妙義山麓の農村地帯から白雲山を見る。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/320s
絞り値 F5.6
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 70mm
カラーモード モノクローム

麓の集落は静まり返っていた。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/400s
絞り値 F5.6
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 31.3mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード 風景

白雲山に陽が沈んでゆく。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/250s
絞り値 F4.0
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 31.6mm
カラーモード モノクローム

営業中と書かれた垂れ幕に引かれ立ち寄ってみた無人販売店。
SIGMA photo Proで1:1の四角い写真にしてみると6×6判のフィルムカメラで撮っていた時代が蘇った。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp L
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/160s
絞り値 F3.2
露出モード M-マニュアル露出
ISO感度 100
焦点距離 24mm
ホワイトバランス オート
カラーモード ビビッド

無人販売店には一束の下仁田ネギだけしか残っていなかった。最後の客の私は100円玉を箱に落としネギを掴んだ。帰りの車内はネギの匂いが漂った。
【使用機材】SIGMA fp L, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

SIGMA fpで動画も撮影した。
【使用機材】SIGMA fp, SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

妙義山は、600万年前に活動した古い火山から噴き出た火山が山を形成し、雨風に削られて現在のような奇勝になった。香川県小豆島町の寒霞渓(かんかいけい)、大分県中津市の耶馬渓(やばけい)と共に、日本三大奇勝(日本三大奇景)のひとつに数えられ、日本百景にも選ばれている。天候にも恵まれ桜が咲いた妙義山の麓は、高画素機のfp Lと高解像度なレンズで、しっかり撮るには最高の場所だった。紅葉も良さそうなので秋に再訪問し少し上まで登ってみたい。

妙義山