第187回

ズーム3本持って
蔵の街ブラブラ

October 28, 2020

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/80s
絞り値 F5.6
露出モード A-絞り優先オート
ISO感度 100
焦点距離 24mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ティールアンドオレンジ

蔵の街「栃木」を訪れた。ここは江戸時代から日光例幣使街道の宿場町として栄えたところだ。また江戸と舟を使っての交易で賑わいを見せた街でもある。今でも当時の雰囲気を色濃く残し、ブラブラとカメラを持ってフォトウォークするのにピッタリのエリアだ。見どころは軒を連ねる蔵と、巴波川(うずまがわ)の舟運を再現した遊覧船である。そんな小江戸の街を「SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art」、「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN|Art」、「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary」のズームレンズ3本持って撮り歩いた。カメラはもちろん「SIGMA fp」である。

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/250s
絞り値 F5.6
露出モード A-絞り優先オート
ISO感度 100
焦点距離 62mm
焦点距離
(35mm換算)
62mm
ホワイトバランス オート
カラーモード ティールアンドオレンジ

近代的で立派な駅から通りをブラブラと歩き出す。商店や民家を見つつ進むと素晴らしい蔵が出迎えてくれた。ここは嘉永元年(1848年)に創業した人形店で、何と現在六代目で現役である。その重厚感を「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN|Art」で写しとった。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/125s
絞り値 F8.0
露出モード A-絞り優先オート
ISO感度 100
焦点距離 14mm
焦点距離
(35mm換算)
14mm
ホワイトバランス オート
カラーモード ティールアンドオレンジ

ノスタルジックな街並みを「SIGMA fp」に納めつつ歩いていると巴波川に出た。さっそく「蔵の街遊覧船」に乗ることにした。船頭さんが竿を使って見事な舟さばきを見せつつ、栃木市の歴史や巴波川の魅力を解説してくれる。水面ギリギリから大きな蔵と、橋の上を行き交う人を眺めながら耳を傾けた。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art

遊覧船に揺られながら船頭さんの美声に酔いしれる。この唄は「栃木河岸船頭唄」というらしい。川面を渡る風がとても心地よい。鯉と一緒に巴波川を進んで行く。その様子を「SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN|Art」とティールアンドオレンジで。

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/125s
絞り値 F4.5
露出モード A-絞り優先オート
ISO感度 100
焦点距離 15.5mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ポートレート

約20分の舟遊びを楽しんだ。とても気持ちよくて、もっともっと乗っていたかった。名残惜しい気分で舟を下りるときに船頭さんから声をかけられた。「そのカメラ、SIGMA fpですよね?」と。この船頭さんは遠藤さんといい、栃木の魅力を多くの人に伝えようとさまざまな活動をしているとのこと。以前から「SIGMA fp」が気になっていたらしい。カメラをきっかけにこの街の見どころを教えてもらった。ありがとうございます!
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary
シャッタースピード 1/640s
絞り値 F6.3
露出モード A-絞り優先オート
ISO感度 100
焦点距離 230.3mm
カラーモード モノクローム

レンズを「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary」に付け替える。超望遠ズームレンズだがこのレンズはとても軽くてコンパクトなので持ち歩きが苦にならない。気軽に超望遠の画角を楽しめるので旅に持参したい1本だ。巴波川に集まった水鳥をモノクロームで捉えた。これから冬になると鳥たちが多く飛来するらしい。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary
シャッタースピード 1/125s
絞り値 F8.0
露出モード A-絞り優先オート
ISO感度 100
焦点距離 100mm
焦点距離
(35mm換算)
100mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ティールアンドオレンジ

超広角と超望遠があると写真のバリエーションに大きく変化が付く。特にズームレンズだと微妙なフレーミングも自在にできるので、今回のようなショートトリップでも思い通りの写真を撮ることが可能だ。「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary」は手ブレ補正機能も優秀で、ワイド端からテレ端まで安心してシャッターが切れる。得られる写真も実にシャープだ。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/320s
絞り値 F5.6
露出モード A-絞り優先オート
ISO感度 100
焦点距離 63.7mm
ホワイトバランス オート
カラーモード ティールアンドオレンジ

蔵や橋を見ながら街中を徘徊する。道を一本入ると見事な柿の木があった。カラスが実った柿をついばんでいる。その向こうには大きな蔵が。カラスが飛び立つ瞬間を狙って「SIGMA fp」のシャッターを切った。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/250s
絞り値 F2.8
露出モード A-絞り優先オート
ISO感度 100
焦点距離 70mm
焦点距離
(35mm換算)
70mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ポートレート

さらにブラブラと歩いていると大きなアンティーク家具の店に出会った。お店の人に声をかけてから中に入ると、広大な倉庫には珍しい家具やレトロチックな小物がズラリと並んでいた。スゴい。ユニークな商品を見せてもらい写真を撮らせてもらった。窓の外は秋の気配が深まっていた。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/500s
絞り値 F2.8
露出モード A-絞り優先オート
ISO感度 100
焦点距離 70mm
ホワイトバランス オート
カラーモード ティールアンドオレンジ

アチコチ歩いていると日が傾いてきた。冬が近い。Foveon機だとそろそろ日没ゲームセットの時間だが、ベイヤーセンサーの「SIGMA fp」ならまだまだ撮影が可能だ。ティールアンドオレンジでたわわに実った柿を蔵バックで撮影する。「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN|Art」は明るいし寄れるしボケはキレイだし、常用ズームレンズとしてオススメできる1本である。旅には欠かせない。
【使用機材】 SIGMA fp , SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

カメラ SIGMA fp
レンズ SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art
シャッタースピード 1/125s
絞り値 F6.3
露出モード A-絞り優先オート
ISO感度 100
焦点距離 24mm
焦点距離
(35mm換算)
24mm
ホワイトバランス 晴れ
カラーモード ティールアンドオレンジ

ぐるりと駆け足で蔵の街・栃木を撮り歩いた。再び「蔵の街遊覧船」の前を通りかかると、本日の営業を終えた遠藤さんが舟を回送するところであった。夕陽を浴びる蔵と巴波川が美しい。「ありがとうございました!」と声をかけてから巴波川に沿って歩き出す。昔ながらの商店や民家を見つつ「またブラブラしに来たいなあ」と思った。蔵の街・栃木、実にいいところでありました!
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art

蔵の街遊覧船