第210回
新ズーム持って足尾界隈ブラブラ
October 20, 2021
バックパックに「SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」を装着した「SIGMA fp L」を突っ込んで、秋が深まる上毛へとブラブラと出かけてきた。この新しいズームレンズは290gととても軽くコンパクト。それもそのはずAPS-Cフォーマット用の「DC」レンズだからだ。6100万画素を誇るフルサイズフォーマット機「SIGMA fp L」の「クロップズーム」機能を使えば、このレンズでラクラク軽々と撮影を楽しむことが可能なのだ。しかし本当に軽い!機材一式を入れ忘れたのではないかと思うほどだ。
また既にラインナップされているDCレンズの「SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary」「SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary」「SIGMA 56mm F1.4 DC DN | Contemporary」と組み合わせて、軽くて明るいムービー撮影に強いラインアップを組むも楽しそうである。
ローカル線のホームをテレ端で。「SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」はコンパクトでホールドしやすいサイズ感なので手ブレの心配もない。「ELECTRONIC VIEWFINDER EVF-11」にかつて東京都内を走っていた車両が浮かび上がった。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
鉄道に沿って山間部に進む。とある駅前の民家にはそれは見事な蜂の巣が。こういう時は「SIGMA fp L」の高画素を活かしての「クロップズーム」が役に立つ。ググッと最大まで拡大して立派な巣を撮ることができた。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
無人駅の待合所。誰もいない構内は枯れ葉が風に舞っていた。かつてこの場所で列車を待ったり、モデル撮影したことを思い出した。とても静かなひとときだ。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
列車がやってきた。跨線橋の上から離合するところを撮影した。「SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」の35mm版換算約27-75mmというズームレンジはとても自然で使いやすい。オートフォーカスも速く正確でいいレンズだと感じた。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
銅山で有名なエリアに分け入った。遠くには日光の名山・男体山がそびえている。その雄姿を再び「SIGMA fp L」の「クロップズーム」で切り取る。紅葉にはまだ早かったようだ。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
銅山施設の周りを撮り歩く。この日は昼まで小雨が降っていたのだがその後天候が回復、しかしかなりの冷え込みで、時たま吹く冷風に秋の終わりを感じることとなった。空が高く蒼かった。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
日が傾くのも早くなった。Foveon機なら早々と撮影を切り上げて一杯やっているところである。しかし「SIGMA fp」シリーズならまだまだ撮れる!昔懐かしいドライブインのスナックコーナーに立ち寄って暖かい茶を飲んだ。しかし冷えますな。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
この界隈はビンテージカーが多かった。フォードのブロンコとシボレーのピックアップが夕陽を浴びてカッコよかった。その様子を「SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」で。まるでアメリカの片田舎のようなカットになった。このレンズ、本当に「SIGMA fp L」と相性がいいようだ。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
「SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」はAPS-Cフォーマット用ながら、6100万画素の「SIGMA fp L」の「クロップズーム」を使っても十分撮影を楽しめることがわかった。とても軽いのでジンバルに載せてのムービー撮影や、「DC」F1.4シリーズ3本とセットで作品作りをするのもいいと思う。
ダウンジャケットのポケットにスッポリ入っていまいそうなサイズ感ながら、写りはシャープな頼りになるレンズだ。この冬は身軽にブラブラ撮影が楽しめそうである。