第227回
梅雨の合間に近江八幡ブラブラ
June 29, 2022
先日開催された、シグマ新本社界隈での「第9回シグブラフォトウォーク in 新本社」は久々ながら盛り上がった。ご参加の皆さんに感謝申し上げます。またYouTube「SIGMA Station」での「第45回 花金トークLIVE」で、次に開催される「第10回シグブラフォトウォーク in 彦根」について発表したところ、こちらも予想外の大きな反響があり感謝申し上げます!
というわけで彦根へロケハンに行ってきたわけだが、ひとりで前乗りして近江八幡をブラブラしてきた。カメラは「SIGMA fp」、レンズは「SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary」、「SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」、「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary」の3本を携行した。このセット、軽くてイイね!
近江八幡駅からブラブラと歩く。今回は話題の「SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary」と「SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」、「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary」というズームレンズ3本の軽量装備だ。なので駅から八幡堀まで歩いても全く疲れなかった。16mmから400mmまでほぼカバーできる旅向けの装備と言えよう。白雲館を「SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」で狙う。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
八幡堀はとてもいい雰囲気の場所だ。この日は観光客も少なく静かな時間が流れていた。準備中だった観光用の和船を「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary」で。手前には花菖蒲をボケとして配置した。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary
お堀沿いものんびりとしていた。店はあらかた閉まっておりシーンとしている。ゆっくりじっくりと「SIGMA fp」で界隈を撮影できた。やや蒸し暑いもののフォトウォーク日和、といった感じである。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary
橋の上から和船を撮る。「SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary」の16mmワイド端はこのようなシチュエーションに最適である。和船とお堀、紫陽花、石畳の道をうまく捉えることができた。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary
橋の下でも同様だ。お堀の水面に出ている石を飛び歩きながら和船を橋とともに写し込む。「SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary」は旅に欠かせない存在になりそうである。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary
日牟禮八幡宮を訪れた。1899年に作られた能舞台にある、鏡板に書かれた老松の絵は北垣光鱗画伯の筆とのこと。暗がりに浮かび上がるそれからは「何か」が感じられた。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
参拝のあとは八幡山ロープウェイで山頂へ向かう。下りてきたゴンドラは人が乗っていたが、自分が乗ったゴンドラはやはり貸切であった。下界の景色を独り占めしながら登る。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
山頂からは琵琶湖が一望できた。といっても薄曇りだったので遠方は判別できなかった。山頂ももちろん誰もいない。瓦屋根の家々を入れて琵琶湖を写し撮った。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
展望台にはネコが2匹いた。人懐っこく自分の周りをウロウロと歩き回る。陽の光が琵琶湖に差すのではないかと小一時間ほどネコと待っていたが結局ダメであった。帰ろうと立ち上がったときに人が登ってきた。ネコにさよならを告げて下山である。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary
下山してから薄暗くなった街を撮り歩く。見たかったかわらミュージアムも閉まっていた。残念。山頂でネコと遊びすぎたようだ。お堀に通じる瓦が埋め込まれている小径をブラブラした。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
近江八幡ならではの有名な建築物を見ながら駅へと歩く。途中知り合いの写真家からメッセージが入りオススメの飲み屋を教わった。しかし残念ながら定休日!もうひとつのオススメであるナッツの店に立ち寄ってドリンクを飲んだ。古き良き酒蔵を改装した町家にありなかなかいい雰囲気であった。再訪したいものである。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
というわけで3本のコンテンポラリーズームを持って近江八幡をブラブラしたわけだが、この組み合わせがなかなかよかった。「SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary」、「SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」、「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary」はまさに旅レンズセット、といった印象を受けた。軽くてカバー範囲も広くていいが、人によっては「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary」の代わりに明るい望遠プライムレンズでもいいかもしれない。
これから夏本番に向けて、さまざまなレンズを組み合わせてブラブラ撮影を楽しもうと思っているところだ。