第233回
残暑厳しい京都ブラブラ
September 21, 2022
先日開催された「シグブラフォトウォーク in 彦根」にご参加の皆さん、現地ではありがとうございました。新しい Art レンズ「SIGMA 20mm F1.4 DG DN | Art」と「SIGMA 24mm F1.4 DG DN | Art」などを堪能できたことでしょう。サプライズで「FF Classic Prime Line」の「40mm T2.5 FF」も登場したので大いに盛り上がりましたね。皆さんと琵琶湖畔で楽しいひとときを過ごしたしたあと、自分は快速電車に乗って京の街ブラブラに向かったのでありました。
彦根から雨上がりの京都に着き、会館をはしご酒して夜を楽しみ、翌朝起きるとドピーカン。彦根も暑かったが古都もそれ以上の暑さに。鴨川では投網をしている人を発見。川べりから「SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary」で撮影した。川沿いはわずかながら風があって快適だった。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary
午前中からジリジリと太陽が照りつけ、気温はすでに軽く30℃オーバーだろうか。四条大橋を見上げると青空に大きな白い雲が湧き立っていた。しかしその姿は盛夏のそれではなく力強さを欠いたものだった。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary
よく撮影に行く場所ではなぜか決まったルートでブラブラしてしまうことが多い。習性なのだろうか?今回はそれを意識して逆回りになるように歩いてみた。道も慎重に選んで通ったことがない路地を辿った。その結果面白い被写体を多く発見することができた。しかし暑い。休憩に立ち寄った寺で庭を見ながら汗が引くのを待った。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary
今回の機材は「SIGMA fp L」と「SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary」である。6100万画素という高解像機に、中望遠の軽快なレンズをチョイスした。ボディとレンズの大きさが絶妙にマッチして使いやすくオススメである。90mmという距離感も街中、そしてこのような室内でもちょうどいいのだ。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary
寺から外に出る。外気はより高くなったようで、引いていた汗がすぐ噴き出してきた。カラーモード「パウダーブルー」で少しでも涼しげな写真になるようにしてみたがいかがだろうか。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary
でももうすぐこの暑さともお別れである。数ヶ月もすれば日がグッと短くなって寒くなり「ああ、Tシャツ短パンサンダルでブラブラしたい!」と思うに違いなのだ。秋冬は「Foveon機」の活動時間が短くなるのでシグマのFoveon機ユーザー泣かせの季節と昔から決まっている。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary
いかにも残暑という昼下がり。観光客もまばらな時間帯をブラブラと撮り歩く。地面からの照り返しがロールアップしたパンツから出ている脛を焦がす。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary
平安神宮の巨大な鳥居を「FOVクラシックブルー」で。往年の名機「SIGMA SD9」の描写を彷彿とさせる写りである。「早くFFF出ないかなあ」と願いながら「SIGMA fp L」のシャッターを切った。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary
大鳥居を過ぎて岡崎公園に入ると、そこでは平安神宮を背景にフェスを開催していた。リハーサル中のようであったが、この暑さでは観客も出演者も主催者もさぞハードなことであろう。盛会を願いながら平安神宮をお参りした。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary
お参りのあとは疎水に沿って歩き再び鴨川に出た。風が通る土手に座って休みながら川で遊ぶ親子連れを眺めていると、昨晩の会館飲みでオススメの酒場を教わったことを思い出した。そろそろオープンの時間である。ちょっと寄っていくか、と腰を上げた。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary
急に元気になって暑さを忘れ早足で歩く。京都御所を越え同志社大学を過ぎ、ちょうどオープン時間に目指す酒場に着いた。汗を拭い至極の一杯で喉を潤すことができた(実は4杯だが!)実に旨い!帰りの新幹線まで京都の人たちと楽しい杯を交わすことにしよう。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary
残暑の京都は短時間の滞在であったが実に楽しかった。いつもと違うルート、地元の人との一献と、濃厚な時間を堪能できた。レンズは「SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary」1本だけだったが、ちょうどいい「旅の距離感」で「SIGMA fp L」のシャッターを切っていても気持ちよかった。サイズ感もブラブラ旅にピッタリである。次に京都をブラブラしに来られるのはいつだろうか?と考えながら東京行きの新幹線にほろ酔いで乗り込んだのであった。