第244回
50mm持って上州・前橋ブラブラ
March 15, 2023
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art
近ごろはもっぱら50mmである。そう、前回も記したとおり先日登場した「SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art」ばかり使っているのだ。明るさと描写、そして「SIGMA fp」シリーズの新カラーモード「ウォームゴールド」とのマッチングが気に入ってどこに行くのもこの組み合わせばかりである。なので今回も「SIGMA fp」と「SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art」とで上州は前橋をブラブラと撮り歩いてきた。
朝食を済ませて安宿を出る。「SIGMA fp」を肩から提げ、ブラブラと何となく気になる方向へ歩きはじめた。JRから私鉄の駅まで進んだところで中古カメラ店を発見し外から見学。もの凄い量のカメラが並んでいた。と、そのすぐそばで素晴らしい佇まいの酒屋に遭遇した。すかさず「SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art」で捉えた。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art
広瀬川沿いに進む。工事のためか川には水が流れていなかった。ほとりにある前橋文学館前には地元出身の詩人、萩原朔太郎の像が立っていた。その視線は遠くを見つめているようである。春の暖かな光が新カラーモード「ウォームゴールド」によく合う。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art
文学館の裏にある神社で八咫烏を発見した。サッカー好きとしてはお参りせざるを得ない。3本足のカラスは日本サッカー協会のシンボルでもあるからだ。天の神からの使者で、熊野を訪れた神武天皇の道案内をし大和平定の手助けをしたことから、勝利のシンボル、導き手として採用されたとのこと。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art
さらに歩を進めると飲み屋街が現れた。アーケードの左右に魅力的な店がズラリと並んでいる。残念ながらさすがに昼間は営業していない。機会があればじっくりと端から端まで訪れてみたいものである。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art
飲み屋街を抜けると巨大なアーケード街が。前橋にはいくつかこのようなアーケードが存在していてブラブラするのに飽きない。多くの店は閉店してシャッターが下ろされているが、昭和から時間が止まったかのような雰囲気を味わえた。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art
ちょっとアーケードを離れると洒落たパンとコーヒーの店があった。なかなか賑わっているようだったので外からお店を撮影した。壁の色と文字がいい感じである。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art
広瀬川沿いを利根川方面まで進んで臨江閣を訪れた。ここは明治17年9月に建てられた迎賓館で、本館と別館、そして茶室で構成されている。和洋折衷と木造の調和が美しく、その様子を「SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art」で切り取った。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art
別館から本館を見て回る。訪れる人も少なく、静かにのんびりと群馬の迎賓館を堪能できた。しかしこういう建造物に新カラーモード「ウォームゴールド」は本当に良くマッチすると感じた。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art
建物を出て県庁方面へ歩く。利根川沿いの橋から遠くを見ると、春霞の向こうに榛名の山々が遠望できた。クリアな視界が楽しめた冬はようやく過ぎ去ったのであった。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art
県庁の展望台に登ったのだが大量に飛散した花粉のせいか視界が悪かった。足元はよく見えたが遠景は霞んで視界が優れずすぐに降りてきてしまった。その足で旧庁舎を訪れたものの、こちらは外装工事中であった。入口のアーチを「SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art」でキャプチャーした。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art
その後アーツ前橋や白井屋ホテルなどを見学しつつブラブラと前橋を徘徊した。魅力的な建物や街並み、アーケードなどまだまだ撮り歩きたかったが、そろそろ東京に帰らなければ行けない時間となった。名残惜しい。
【使用機材】 SIGMA fp, SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art
「SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art」は本当に面白く使い勝手がいいレンズだとさらに実感できた。「50mm」という焦点距離と、「F1.4」という明るさ、それに由来するボケ味や描写感は心地いい。売れ行きも好調のようで何よりである。きっと多くの人がこの写りを楽しんでいることだろう。
今回訪れたちょっとレトロで品の感じられる街・前橋は、あちこちブラブラしてみてとてもいい印象を持った。もっとのんびりと撮り歩きに来てみたいものである。