府中の駅を出て大國魂神社方面に歩く。緑が映える並木通りには、すでに遠い記憶となりつつある東京五輪のモニュメントがあった。そういえば世界中のトップサイクリストがここを駆け抜けていったのだなあ、と思い出した。「SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporary」のワイド感が堪らない。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporary

神社をお参りしたあとは競馬場方面に歩いた。府中本町駅から東京競馬場を結んでいるペデストリアンデッキは貸し切り状態である。レースが開催されていない日は寂しい限りだ。ここからは丹沢の向こうにうっすらと富士の姿を見ることができた。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporary

当然ながら競馬場の前も人影がない。通称「オケラ街道」も無人だ。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporary

競馬場の向かいに競走馬を奉った「馬霊塔」があるのをご存じだろうか。塔の左右にはいくつかの墓石が並んでおり名馬たちの魂を鎮めているのだ。その傍らに馬頭観音も存在している。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 50mm F2 DG DN | Contemporary

中央自動車道と南武線を薄暗い地下歩道でくぐり抜ける。傍らを猛スピードでママチャリが走り抜けていった。その後ろ姿を「SIGMA 50mm F2 DG DN | Contemporary」で捉えた。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 50mm F2 DG DN | Contemporary

「ふるさと通り」と名付けられた道を南下する。ビール工場とラグビー練習場を越えればほどなくして多摩川に到達する。その手前にある商店の懐かしい看板を「SIGMA 23mm F1.4 DC DN | Contemporary」で撮影した。色褪せ具合が実にいい。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 23mm F1.4 DC DN | Contemporary

土手に設けられている通称「多摩サイ（多摩川サイクリングロード）」に沿って多摩川左岸を歩く。昔はよく自転車で奥多摩方面などに走りに行ったものだ。「ガタンゴトン」という音に振り返ると貨物列車が多摩川を渡るところであった。新レンズは逆光に強い。シグマの精鋭チーム「ゴーストバスターズ」が素晴らしい仕事をしているおかげである。感謝！
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 23mm F1.4 DC DN | Contemporary

それにしても「SIGMA 23mm F1.4 DC DN | Contemporary」は軽快でいい。写りもヌケ感がよく気に入っている。APS-C用レンズだが「SIGMA fp L」でクロップ撮影すると約2600万画素となる。実は「SIGMA fp」よりも高画素で使えるのだ。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 23mm F1.4 DC DN | Contemporary

「多摩サイ」を歩いたり土手沿いの道を歩いたりと春のポカポカさを味わいながら進む。そろそろ「多摩川ボートレース場」が近い。桜の花が散り梅雨入りまでのこの短い時期が一番過ごしやすく、ブラブラ撮影が楽しい時間かもしれない。「SIGMA fp L」を手にのんびりと歩くのが楽しいね。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 23mm F1.4 DC DN | Contemporary

「多摩川親水公園」を越え「稲城大橋」までやってきた。「SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporary」の圧倒的なワイド感でその姿を写し込む。上空を飛ぶ航空機までしっかりとこの新レンズは捉えてくれた。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporary

そろそろ夕暮れ時だ。「多摩川原橋」から日没を眺める。この「SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporary」も本当に逆光に強い。画角が広大なのでゴーストやフレアに強いのはありがたい。軽量コンパクトなので常時携行する超広角レンズとしてこれから活躍してくれそうだ。
【使用機材】 SIGMA fp L, SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporary