2012.01.10

レンズ

SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM発表

この度当社では、手ブレ補正OS機構を搭載した高性能な大口径望遠マクロレンズSIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSMを発表致します。
等倍撮影が可能な180mmの望遠マクロレンズとして、初の大口径F2.8を実現。絞り選択の幅が広がり、より速いシャッタースピードを選択したり、浅い被写界深度を活かしたり、撮影の自由度が広がります。FLD (“F” Low Dispersion)ガラス3枚を採用し、軸上色収差、倍率色収差を良好に補正。フローティングインナーフォーカス方式を採用し、撮影距離の変化にともなう非点収差・歪曲収差の変動を抑え、無限遠から等倍まで優れた光学性能を実現します。スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレア・ゴーストの発生を軽減。開放からシャープでコントラストの高い描写性能を発揮します。手ブレ補正OS機構を搭載し、約4段分の補正効果を発揮※。手持ちのクローズアップ撮影が可能です。超音波モーターHSMの搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現、フルタイムマニュアルフォーカスも可能です。9枚羽根の円形絞りの採用により、開放付近で円形のボケを得ることが可能です。被写体との距離を取ることができるので、近づくと逃げてしまうような小さな昆虫などを撮影するのに最適です。別売りのAPO TELE CONVERTERの使用により、等倍以上の撮影も可能です。

※撮影距離が近距離になるに従い、手ブレ補正効果は徐々に減少致します。

SIGMA 19mm F2.8 EX DN

SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM

発売日・価格未定、ケース、フード(LH927-01)、
フードアダプター(HA927-01)、三脚座(TS-21)付

主な仕様 (数値はシグマ用です。)

レンズ構成:14群19枚 画角:13.7°(SD1:9.0°) 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り) 最小絞り:F22 最短撮影距離:47cm 最大倍率:1:1 フィルターサイズ:Ø86mm 最大径×全長:Ø95mm×203.9mm 重さ:未定

●FLD ガラスとは、従来のガラスと比べて屈折率と分散性が極めて小さく、異常分散性が高いといった蛍石と同等の性能を持つ、透過性に優れた最高水準の超低分散ガラスです。この性質を利用して、従来のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差=二次スペクトルを徹底的に除去し、極めてシャープでコントラストの高い優れた描写を実現しています。●HA927-01を装着したままAPS-Cサイズより大きな撮像素子を持つデジタル一眼レフカメラで撮影されますと、画面周辺がケラレますので必ず外してから撮影を行なって下さい。●製品の外観、仕様などは変更することがあります。