2016.02.23

アクセサリー

ELECTRONIC FLASH EF-630 発表

 株式会社シグマ(代表取締役社長:山木和人)は、最新のデジタル一眼レフカメラに対応した大光量で多機能なクリップオンタイプのフラッシュELECTRONIC FLASH EF-630を発表致します。

 各社のTTL調光はもちろん、ハイスピードシンクロ、後幕シンクロ、ワイヤレスフラッシュ撮影にも対応。オートズーム機構、バウンスヘッド機構、キャッチライトパネルも搭載し、様々な撮影に対応。視認性の高いドットマトリックス液晶や、使いやすさを追求したユーザーインターフェースを採用するなど、快適な操作性を実現しました。

発売日、価格未定
ケース、フラッシュスタンド(FS-31)付

※製品の外観、仕様などは変更することがあります。

●主な特徴

各社のTTL自動調光システムに対応
各社のTTL自動調光に対応し、フラッシュ光を被写体に直接照射するだけでなく、ディフューザーやリフレクターを使用したり、バウンス撮影を行ったりしてもTTLオートで調光します。

使いやすさを追求したインターフェース
視認性の高いドットマトリックス液晶を採用し、メニューの見易さを追及。十字キーと側面のダイヤル操作で機能の設定が容易に行えます。SIGMA sd Quattroシリーズとユーザーインターフェースをあわせ親和性を高めました。フラッシュの着脱がワンタッチで行えるシューロックレバーの採用や、充電完了を電子音で知らせたり、シンクロターミナル端子を装備したりするなど、使いやすさを追求しています。

発光部が動くバウンスヘッド
フラッシュ発光部は、ロックフリー機構で上方向へ90゜、左右方向へ180゜に自由に動かすことが可能。白い壁や天井に光を反射させるバウンス撮影や、リフレクターを使用した撮影での自由度を高めます。下方向にも7゜動かせるので、近接撮影のときも光を有効に活かせます。

TTLワイヤレスフラッシュ機能
カメラから離れているEF-630 を発光させてTTL自動調光を行うTTLワイヤレスフラッシュ機能搭載。カメラとフラッシュをつなぐコードがなくても撮影することができるので、撮影の自由度が広がります。複数のフラッシュを用いる多灯発光もTTL自動調光で露出を制御するので、複雑なライティングが容易に行えます。

影の確認ができるモデリング発光機能
モデリング発光機能搭載により、フラッシュ撮影前に強い反射や影の確認が可能です。

自然な軌跡を再現 後幕シンクロ機能
動いている被写体をスローシンクロで撮影する際に、後幕シンクロモードにするとシャッターの後幕が閉じる直前にフラッシュが発光。先幕シンクロとは異なり、軌跡が被写体の後方に写し出されるので、自然な表現が可能になります。

幅広い照射角をカバー
広角24mmから望遠200mmの範囲で照射角の変化が可能。内蔵のワイドパネルを使用すると17mmの画角までカバーします。

アクセント光として利用できるキャッチライトパネル
バウンス撮影時に人物の目にキャッチライトを入れることができる、キャッチライトパネルを装備。ポートレート撮影などで、人の目を輝かせるアクセント光として利用できます。

レシーブ発光機能
レシーブ発光はトランスミッター(TX)となるフラッシュの閃光を感知して、カメラから離したEF-630 を発光させる機能です。指定レシーブ発光機能は、設定したチャンネルが一致する複数のEF-630を発光させる機能です。EF-630 独自の機能により、全てのカメラで使用可能です。内蔵フラッシュや外部フラッシュと同調発光させる通常レシーブ発光も可能です(調光はマニュアル)。

高速シャッターに対応するFP発光機能
フォーカルプレーンシャッター機のフラッシュの同調スピードは一定の速度(シャッター幕が全開のとき)が定められています。FP発光は、定められた同調スピードより高速のシャッター速度で撮影したときに同調を可能とする機能です。日中シンクロで絞りを開放に近い明るさに設定して撮影するときでも、同調スピードに制限されず、高速シャッターでの撮影が可能です。
※ご使用のカメラによっては、FP発光機能を使えないものがございます。

暗い場所での撮影に便利なAF補助光
夜間の屋外のように暗い場所での撮影では、AFが適切に働かない場合もあります。EF-630 のAF補助光機構により、オートフォーカスが難しい状況でもピントを合わせることが可能です。
※一部のカメラではAF補助光を点灯させることができないものもあります。

マニュアル光量切り替えが可能
EF-630は、フル発光から 1/128まで光量調整が可能です。撮影状況や作者の意図に応じた撮影が可能です。

電源を無駄にしないオートパワーオフ機能
電源をオンにしたままでフラッシュを放置しても、一定時間使用しないと自動的に電源をオフにします。フラッシュ撮影を行うときの無駄な電池の消耗を防ぐことができます。

ファームウェアのアップデートが可能
FLASH USB DOCK FD-11(別売り)を使用することで、アップデートが可能です。アップデートは、EF-630を装着したFD-11をUSBケーブルを介してPCに接続し、最新の専用ソフトウェアSIGMA Optimization Proで行います。

【別売アクセサリー】
FLASH USB DOCK FD-11

FD-11は、EF-630のファームウェアのアップデートが行える専用アクセサリーです。アップデートはEF-630を装着したFD-11を、USBケーブルを介してPCに接続し、専用ソフトウェアSIGMA Optimization Proを使用して行います。

【仕様】
使用電源:単3形アルカリ乾電池、単3形ニッケル水素電池4本
照射角度:24mm~200mmの使用レンズに合わせて自動セット、ワイドパネル使用で17mmレンズの画角をカバー
バウンス角度(上):0、60、75、90度
バウンス角度(右):0、60、75、90、120、150、180度
バウンス角度(左):0、60、75、90、120、150、180度
バウンス角度(下):0、7度
寸法(幅×高×奥行):約79.4×148.4×121.5mm
重量:未定(電池別)
対応機種:シグマ用、キヤノン用、ニコン用
※製品の外観、仕様などは改善のため予告なく変更することがあります。