2016.04.18

お知らせ

レンズ

弊社製品が「TIPA Awards 2016」部門賞を受賞

株式会社シグマ(代表取締役社長:山木和人)の大口径中望遠ズームレンズ SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Artと大口径広角ズームレンズ SIGMA 24-35mm F2 DG HSM | Art、クラス最高の光学性能を持つ大口径広角レンズ SIGMA 20mm F1.4 DG HSM | Artが、欧州の「TIPA Awards 2016」の部門賞をそれぞれ受賞致しました。

1. SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art
受賞部門:BEST DSLR TELEPHOTO ZOOM LENS
受賞理由
このF値固定のAPS-C用ズームレンズは、35mm判換算で実用性の高い75-150mmという焦点距離で撮影が可能。レンズ構成は15群21枚。特に画面周辺部で目立つ倍率色収差を最小限に抑える為、3枚のFLD(“F”Low Dispersion)ガラスと1枚のSLD(Special Low Dispersion)ガラスを使用。正確で素早いAF駆動を実現するため、よりスリムに改良されたHyper Sonic Motorを採用している。9枚羽根の円形絞りを採用し、最短撮影距離は95cm。シグマのすべてのSGVレンズと同様に、独自に開発をしたMTF測定器「A1」で全数検査を受けてから出荷されており、ファームウェアの更新やピント調整が可能なSIGMA USB DOCKにも対応している。

2. SIGMA 24-35mm F2 DG HSM | Art
受賞部門:BEST DSLR WIDE ANGLE ZOOM LENS
受賞理由
世界で初めてズーム全域で開放F値2を実現したフルサイズをカバーするズームレンズであるSIGMA 24-35mm F2 DG HSM | Art は、13群18枚のレンズから構成されている。9枚羽根の円形絞りとFLD(“F” Low Dispersion)ガラス1枚、SLD (Special Low Dispersion)ガラス7枚を採用している(SLDガラスのうち、2枚は非球面ガラス)。最少F値は16で、最短撮影距離は28cmである。改良されたAFアルゴリズムにより、スムーズで正確で素早いAF駆動を実現し、スーパーマルチレイヤーコートを採用し、フレア、ゴーストの発生を低減している。フィルター径は82mmだが、レンズは87.6mmx122.7mmと驚くほどコンパクトに設計されている。

3. SIGMA 20mm F1.4 DG HSM | Art
受賞部門:BEST PROFESSIONAL DSLR LENS
受賞理由
世界で初めてフルサイズ用20㎜単焦点レンズとしてF値1.4を実現したこのレンズは、高画質のデジタル一眼レフカメラの持つポテンシャルを最大まで引き出すことができる。2枚のFLD(“F” Low Dispersion)ガラスと5枚のSLD(Special Low Dispersion)ガラスを使用しており、レンズ構成は11群15枚となっている。優れた光学設計により、軸上色収差と倍率色収差を最小限まで抑え、スーパーマルチレイヤーコートの採用で逆光でもコントラストの高い描写が可能である。最適化されたAFアルゴリズムが、正確でスムーズなAFを実現しており、金属部品と親和性の高い新複合材TSC (Thermally Stable Composite)を採用し、極端な気温下でも安定した精度を保っている。9枚羽根の円形絞りや真鍮製のバヨネットマウントもまた、長期間の使用に耐えうる、高品質な製造に貢献している。

※TIPA(Technical Image Press Association)は、ヨーロッパ、南アフリカ、カナダ、米国、アジアの有力なカメラ・映像関連専門誌 27誌の編集長とテクニカルエディターによって構成される団体です。1991年以来、年に一度、過去1年間に欧州で発表された映像関連製品の中から、カテゴリーごとに最も優れた製品を選出しています。