SIGMA fp Style 04

普段の撮影機材のセレクトは画素やシャープネスよりも描写が写真的であること、カメラ、レンズのアイデンティティが感じられる事を大切にしています。

SIGMA fpの印象は携帯性に優れ軽量化に特化していますが、 レンズが驚くほど立体感を表現してくれるので、中判フォーマット以上のカメラで撮影した様な手応えがありました。

狭い場所、光が弱い環境、悪天候など条件が厳しいほど力を発揮してくれそうなカメラです。なおかつ、個性的で使い手次第の自由度があるので、今までの他のどのカメラとも違う、SIGMA fpという新しいジャンルだと感じています。
使いこなせたら、面白そうです。

今回の撮影はBambiさんにモデルをお願いしました。

ダンサーとして有名なBambiさんですが、彼女の持っている人としてのナチュラルな魅力と繊細さをどう逃さず、変っていく光を（撮影当日は曇り、時々晴れ）どう捕まえるか、がコンセプトでした。

SIGMA fp自体、シャッター音が小さいのも魅力で不必要なストレスはありませんでしたし、Bambiさんはレンズの絞りバネが動くタイミングでリズムを合わせてくれたので、スムーズに撮影できたと思います。