第58回:カリッツォ平原(Carrizo Plain)(前編)
押本 龍一

押本龍一、東京品川生まれ。
82年英語の勉強のため2年の予定で渡米。84年ニューヨークに渡り刺激を受け予定を変更、広告写真スタジオで働き始める。91年フォトグラファーとして独立。95年ニューヨークからロサンゼルスに拠点を移し現在に至る。エンターテインメント関係の撮影中心。近年はライフワークである旅写真に力を入れている。趣味は旅と山歩き。

オフィシャルサイト : http://oshimoto.net/

第58回:カリッツォ平原(Carrizo Plain)(前編)

緩やかな丘にあるキャンプ場(Selby Campground)まで上って来ると、サンアンドレアス断層が横断する大きな平原が見渡せる。ロサンゼルスの約100マイル(160km)北西に位置するカリッツォ平原は、長さ50マイル(80km)、最大幅15マイル(24km)、カリフォルニア州最大の野草地(Native Grassland)である。

SIGMA DP2x | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/200秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:24.2 mm

インターステーツ・フリーウェイ5(I-5)を北に走り、LAのダウンタウンから約75マイル(121km)のテホン峠(Tejon Pass)まで来ると、着陸態勢に入った飛行機が滑走路に向けて高度を下げてゆくように、標高4,144 feet (1,263 m)からサンホアキン・バレー(San Joaquin Valley)までの下り坂を一気に下りて行く。どこまでも平らな土地には大きな農場が広がり、I-5をさらに北上し州道58を西へ走る。畑の中を通り過ぎ、原油を採掘する井戸である油井(Oil Well)が点在する荒涼とした丘陵地帯を走った後、草木が生える山(Temblor Range)を上ってカリッツォ平原に向って下りて行く。

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原油を採掘するパンプジャック(Pumpjack)と呼ばれる装置に鳥が巣を作っていた。どこにでも巣を作る鳥の逞しさに感心してシャッターを押すと、乾燥したこの地の空気感もセンサーに焼きついていた。

SIGMA DP2x | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/160秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:24.2 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:1760 x 2640 | ファイルサイズ:4.67 MB

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この辺りは狩猟が盛んなのだろうか。大きな牧場のフェンス沿いの(横断と狩猟禁止)と書かれたサインが立っていた。大口径中望遠マクロレンズで錆びたサインを切りとると、手で触れているかのようなリアルな質感が描写された。

SIGMA SD1 + MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/320秒 | 絞り値:F9.0 | 焦点距離:105 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4704 x 3136 | ファイルサイズ:7.22 MB

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山の上まで来ると木の切り株から伸びた枝に、ネックレスや蝶ネクタイが飾られた光景を道沿いに見た。 アンダー気味に調整し、陽の光に眩しく輝く蝶ネクタイを強調。

SIGMA SD1 + 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/500秒 | 絞り値:F9.0 | 焦点距離:21 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4704 x 3136 | ファイルサイズ:6.01 MB

小山に挟まれた下り坂の向こうには、白く眩しいソーダ湖(Soda Lake)が見え隠れし、カリッツォ平原に入ると、「ソーダ湖へ」と書かれたサインに従い、細い道(Seven Mile Rd)を南西に進む。道を走りはじめてすぐに右手に人家を見たがその先は人の気配はなく、コヨーテの姿が平原にちらりと見え、信号機など不要な十字路を過ぎるとダート道になった。土煙をたてて走り、カリッツォ平原のメイン道路であるソーダ・レイク・ロード(Soda Lake Road)に突き当たり、車を路肩に寄せて景色を眺めていると、大きなトラクターが私の目の前を通り過ぎてゆく。

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山を越え、カリッツォ平原に入りソーダ湖に向う。

SIGMA SD1 + 30mm F1.4 EX DC HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/250秒 | 絞り値:F11.0 | 焦点距離:30 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:3136 x 4704 | ファイルサイズ:14.51 MB

ソーダ湖を一望できる丘に上り平原を眺めた後、白く眩しいソーダ・レイクに出る。遠くからはただ白く見える水のないレイクの上を歩くと、ぬかるんでいて遠くまでは歩いて行けなかった。

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駐車場に車を停めて、ただ白く見えるレイクまで歩く。ソーダ・レイクを一望できる丘で会った若者が歩いていた。

SIGMA SD1 + 50mm F1.4 EX DG HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/640秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:50 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4704 x 3136 | ファイルサイズ:11.07 MB

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駐車場に戻ると小さなWestern Meadowlark (ニシマキバドリ)を見た。高倍率超望遠ズームレンズですばやくフレーミングして撮影すると、大きな黒い目の中に太陽が小さく写り込んでいた。

SIGMA SD1 + APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/1000秒 | 絞り値:F7.1 | 焦点距離:450 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4704 x 3136 | ファイルサイズ:6.50 MB

ビジターセンターらしき建物(The Goodwin Education Center)に立ち寄ると、5月最初の水曜日に人影はなかった。閉まっているドアの側に置いてある地図とドライブガイドを掴むと、ソーダ湖を横断しているように見えるシムラー・ロード(Simmler Rd)を北に走る。ソーダ湖から離れ、突き当たったエルクホーン・ロード(Elkhorn Rd)を右に曲がり、サンアンドレアス断層の動きがよく理解できると言われるワラス・クリーク(Wallace Creek)を探した。

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ソーダ・レイク・ロードから地図上ではソーダ湖を横切るように見えるラフな道を行く。

SIGMA SD1 + 30mm F1.4 EX DC HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/640秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:30 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:3136 x 4704 | ファイルサイズ:6.05 MB

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平原に家畜を囲うフェンスがあり、そこには枯れた草が重なり合っていた。

SIGMA SD1 + 85mm F1.4 EX DG HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/1000秒 | 絞り値:F6.3 | 焦点距離:85 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:3136 x 4704 | ファイルサイズ:12.42 MB

ガイドブックをよく理解していなかった私は、ワラス・クリークの随分手前で車を停めて、鉄線のフェンス沿いを歩きだした。ガイドブックの地図によるとフェンス沿いを歩いて行けばワラス・クリークに到達するはずで、丘を上って行くとそれらしき溝が見えてきた。特別な場所なのにサインもないのかな?と思いながら誰もいない何もない枯れた草原をしばらく歩き回る。

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このフェンス沿いを歩いて丘を越えて行った。大口径望遠ズームレンズでフェンス手前にフォーカスすると、歩いて戻って来た丘の向こうがはるか遠くに感じられる。

SIGMA SD1 + APO 50-150mm F2.8 EX DC OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/800秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:136 mm (50-150)
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4704 x 3136 | ファイルサイズ:8.03 MB

間違えたことに気がつきはじめた私は、エルクホーン・ロードをさらに走り、道沿いに、「ワラス・クリーク」と書かれたサインが立つ駐車スペースに行き着いた。フェンス沿いのトレールを歩いて行くとワラス・クリークにやっと到達し、サンアンドレアス断層を実感しながら周囲を歩き回る。太平洋プレートは北アメリカプレートに対して、北へ年平均1.3 inches (34 mm)動いてるが常に動いているわけでなく、数百年に一度の大きな地震が起きたときにずれ動く。

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ふたつのプレートの境目でトカゲを見た。大口径望遠ズームレンズで数枚撮影し、さらに近づくと穴に隠れた。

SIGMA SD1 + APO 50-150mm F2.8 EX DC OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/200秒 | 絞り値:F11.0 | 焦点距離:150 mm (50-150)
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4704 x 3136 | ファイルサイズ:9.87 MB

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屈曲しているワラス・クリークには水はない。真っ直ぐに流れてたクリークは、約3700年間の大きな地震の結果、ふたつのプレートがずれ動き、430feet(130m)ずれてS字型を描いた。1857年1月9日の地震では、30 feet (9 m)ほど動いたと言われている。

SIGMA DP1x | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/160秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:16.6 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:2640 x 1760 | ファイルサイズ:6.29 MB

3月中旬、私はピナクルズ国定公園の岩山を歩いた。その際、岩山は北西へスライドした太平洋プレート(Pacific Plate)によって約200マイル(360km)の南東の地から移動してきた火山の残物から成ることを知った。それ以来、太平洋プレートと北アメリカプレート(North American Plate)の間にできたサンアンドレアス断層に興味を持ち、断層が実感できる土地の上に立ちたいという思いに駆られ、カリッツォ平原に足を踏み入れた。
地球のプレートの動きを実感できるワラス・クリークを歩き回った後、白いソーダ湖を見ながら道を引き返す。カリッツォ平原を出る頃には、陽が西の山に沈んだ。ナショナル・モニュメントに指定されている平原には、キャンプ場以外の宿泊施設はなく、この夜、暗い山道を走りインターステーツ・フリーウェイ5沿いのモーテルに宿泊した。モーテルには作業道具を積んだ大きなピックアップトラックが沢山停まり、私は部屋からだいぶ離れたパーキングスポットに車を停め、3度往復して荷物を部屋に運び込んだ。

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ソーダ湖の向こうの山に沈んでゆく陽の光が、錆びた車を美しく描写していた。この車が落ちた溝は、ふたつのプレートがずれ動いたためにできたのだろうか、それとも水の流れに侵食されたのだろうか。

SIGMA SD1 + 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/60秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:40 mm (17-50)
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4704 x 3136 | ファイルサイズ:18.15 MB

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夕焼けに山(Temblor Range)がシルエットになると急に冷え込んできた。

SIGMA SD1 + 85mm F1.4 EX DG HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/40秒 | 絞り値:F3.2 | 焦点距離:85 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4704 x 3136 | ファイルサイズ:3.23 MB

翌朝、バケーション客より仕事人が圧倒的に多く宿泊しているモーテルをまだ暗いうちに出る。山道を走って行くと気温はどんどん下がり、カリッツォ平原に足を踏み入れる頃、車の気温計は華氏35.6度(摂氏2度)まで下がっていた。間もなく東の山から朝陽が差し込んでくると、気温は急激に上がりはじめた。

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高い鉄塔に支えられて繋がる電線が、カリッツォ平原を東西に横断している。ふたつのプレートがずれ動く時、電線はどうなるのだろうか。

SIGMA SD1 + APO 50-150mm F2.8 EX DC OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/640秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:150 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4704 x 3136 | ファイルサイズ:9.06 MB

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前日の昼間は眩しくて白く見えたソーダ湖が朝陽に染まり、幻想的な光景になった。

SIGMA SD1 + APO 50-150mm F2.8 EX DC OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/200秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:150 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4704 x 3136 | ファイルサイズ:12.43 MB

前日は、断層を見ることで頭がいっぱいだったが、この日はゆっくりとカリッツォ平原を散策することにした。カリッツォ平原にはふたつのキャンプ場があり、そのうちのひとつ(Selby Campground)に立ち寄ると、1組のカップルが大きなモーターホームの前で平原を眺めていた。花の季節は終わったのか、平原には花を見ない。朝から昼になると、空のブルーがどこまでもとても濃くなった。気温は華氏75度(摂氏24度)、水分をまめに補給するものの乾燥した空気と強烈な陽の光に、エネルギーを次第に奪われていくのを感じる。

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前日の水曜日からここに来て、土曜日までここにいる予定のカップル。土曜日はナショナル・モニュメント内のフェンスを一部取り除くボランティアをするという。

SIGMA DP2x | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/200秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:24.2 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:2640 x 1760 | ファイルサイズ:6.57 MB

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ドライブガイドに、「Chert(燵岩すいがん)やMicrocrystalline Quartz (微結晶石英)を含む硬い石が点在している)と説明されている丘に立ち寄る。

SIGMA SD1 + 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/320秒 | 絞り値:F11.0 | 焦点距離:9 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4704 x 3136 | ファイルサイズ:15.10 MB

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強烈な陽の光に草が眩しく見える平原に朽ちたドラム缶を見つけた。乾燥した平原にあぐらをかいて座り込み、フレームを覗く。

SIGMA SD1 + MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/500秒 | 絞り値:F9.0 | 焦点距離:105 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4704 x 3136 | ファイルサイズ:10.88 MB

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もう使われていない牧場の施設が広大な平原に強い存在感を示していた。超広角ズームレンズでも自分の影が入らないほど、太陽は空の上に昇った。

SIGMA SD1 + 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/500秒 | 絞り値:F9.0 | 焦点距離:8 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4704 x 3136 | ファイルサイズ:16.59 MB

木がない平原を南東に走ると、木に囲まれたもうひとつのキャンプ場(KCL Campground)が見えてくる。キャンプ場にはテントを張る人はなく、木陰に車を停めてしばらく休む。

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キャンプ場は牧場跡地に設けられている。強い陽射しにトタン屋根は眩しく反射し、小屋の中は真っ暗に見えた。外付けフラッシュ(EF-610 DG SUPER)をフルで発光させると、トタン屋根と影になった木小屋が鮮明にセンサーに焼き付けられていた。

SIGMA SD1 + 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/200秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:40 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4704 x 3136 | ファイルサイズ:12.28 MB

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強い陽射しに疲れて一休みしたキャンプ場の入り口のサインを裏側から撮影。鉄の鎖に吊るされた重たそうなサインが、風で揺れていた。

SIGMA SD1 + APO 50-150mm F2.8 EX DC OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/800秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:95 mm
ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4704 x 3136 | ファイルサイズ:8.98 MB

強い地殻からのエネルギーを実感すべき断層を求めてカリッツォ平原に来た私は、天からの強い陽射のエネルギーも同時に体中で感じとっていた。(後編へ続く)

※ このページに掲載された作品は、RAWデータ(X3F)を「SIGMA Photo Pro」で現像処理をしたものです。
一部、現像後にゴミ取りのためにレタッチソフトウェアを使用した画像もございます。

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